アップルは現地時間6月9日10時、サンフランシスコのモスコーンセンターで、ワールドワイドデベロッパーカンファレンス(WWDC)を開催。その基調講演において待望の3G iPhoneを発表。世界発売を7月11日とした。
今年のWWDCは開催前から期待に溢れていた。十数万円もする参加チケットがすべて売り切れという、これまでなかった事態になっていたのだ。その期待はもちろん、WWDCで正式発表となるiPhone2.0とSDK。そして登場確実とされていた3G iPhoneに対するものだった。
基調講演はスティーブ・ジョブズCEOの登壇から始まり、新しいiPhone OS2.0の解説から。企業対応のためのエクスチェンジサーバとの接続機能を確認したことを述べた。入力方式も手書き対応や携帯電話と同じタイプが選べる。アップルのオフィススイートであるiWorkアプリ、マイクロソフトのオフィスドキュメントに対応することも発表された。
今回の発表のひとつのポイントは、これまで.Mac(ドットマック)と呼ばれていたアップルのオンラインサービスを拡張した、Mac、PCなどのデスクトップとiPhoneを自動的にシンクさせることができるサービス「MobileMe」の登場だ。Ajaxアプリで書かれたインターフェースを持ち、カレンダー情報やコンタクトリスト、電子メールなどをiPhoneにプッシュして送り込む役割を果たす。他にも20GBのストレージや写真ギャラリー、ファイル共有のためのMobile MeiDiskなどを提供する。このサービスは年間9800円で7月から開始され、これまでの.Macユーザーは自動的にアップデートされる。
そしてお待ちかねの3G iPhoneだ。当初の噂通り、大きさはほぼ変わらず、白と黒の2モデルとなった。3.5インチのマルチタッチ液晶でHSDPAにも対応。カメラも200万画素と変化はないが、新たにGPSが内蔵されている。驚くべきはその価格で、8GBが199ドル、16GBが299ドルとアナウンスされた。これまでのモデルよりもさらに安く提供されるということだ。発売日は7月11日、日本を含む世界22カ国で同時発売される。
日本でもすでにiPhoneページが登場。6月10日現在、発売は予定通り7月11日とされている以外、詳細はまだ明らかにはなっていない。気になるのは国内の値段とiPhoneに対応した料金プランだ。これまでのソフトバンクの料金プランでは、パケット使い放題で高速通信可能なプランはXシリーズ系の価格設定になり、月額1万円以上と高額になってしまう。これではiPhoneの普及を妨げることにもなるだろう。またソフトバンクには他社が設定しているパケットし放題に対する割引が現在のところないことからも、なんらかの特別な料金プランを準備するのではないかと見られている。いずれにしろ近日中に発表される見通しだ。
発売が決まった後、「iPhoneは日本で売れるのか?」という議論がネットなどでは行われている。曰く、日本の細かなサービスに対応できないiPhoneは一部のガジェット好きにしか売れないのではないかというモノだ。
しかしそもそもiPhoneは日本のケータイ文化と比べるべきものではない。その証拠に多くの人は、iPhoneを買い足すことで検討しているようだ。そして今回のこの価格設定は、その傾向に拍車をかけるかもしれない。ケータイとは全く違う環境、真のモバイルインターネットコミュニケーターが日本にやってくるのだ。

日本のアップルストアにも対応サイト(http://www.apple.com/jp/iphone/)が登場
今年のWWDCは開催前から期待に溢れていた。十数万円もする参加チケットがすべて売り切れという、これまでなかった事態になっていたのだ。その期待はもちろん、WWDCで正式発表となるiPhone2.0とSDK。そして登場確実とされていた3G iPhoneに対するものだった。
基調講演はスティーブ・ジョブズCEOの登壇から始まり、新しいiPhone OS2.0の解説から。企業対応のためのエクスチェンジサーバとの接続機能を確認したことを述べた。入力方式も手書き対応や携帯電話と同じタイプが選べる。アップルのオフィススイートであるiWorkアプリ、マイクロソフトのオフィスドキュメントに対応することも発表された。

世界で発売するキャリアが並ぶ中、日本のソフトバンクのロゴも(http://www.apple.com/quicktime/qtv/wwdc08/)より
今回の発表のひとつのポイントは、これまで.Mac(ドットマック)と呼ばれていたアップルのオンラインサービスを拡張した、Mac、PCなどのデスクトップとiPhoneを自動的にシンクさせることができるサービス「MobileMe」の登場だ。Ajaxアプリで書かれたインターフェースを持ち、カレンダー情報やコンタクトリスト、電子メールなどをiPhoneにプッシュして送り込む役割を果たす。他にも20GBのストレージや写真ギャラリー、ファイル共有のためのMobile MeiDiskなどを提供する。このサービスは年間9800円で7月から開始され、これまでの.Macユーザーは自動的にアップデートされる。
そしてお待ちかねの3G iPhoneだ。当初の噂通り、大きさはほぼ変わらず、白と黒の2モデルとなった。3.5インチのマルチタッチ液晶でHSDPAにも対応。カメラも200万画素と変化はないが、新たにGPSが内蔵されている。驚くべきはその価格で、8GBが199ドル、16GBが299ドルとアナウンスされた。これまでのモデルよりもさらに安く提供されるということだ。発売日は7月11日、日本を含む世界22カ国で同時発売される。

8GBモデルは最大で199ドルとは、日本のケータイ産業を価格破壊しそうな価格だ(http://www.apple.com/quicktime/qtv/wwdc08/)より
日本でもすでにiPhoneページが登場。6月10日現在、発売は予定通り7月11日とされている以外、詳細はまだ明らかにはなっていない。気になるのは国内の値段とiPhoneに対応した料金プランだ。これまでのソフトバンクの料金プランでは、パケット使い放題で高速通信可能なプランはXシリーズ系の価格設定になり、月額1万円以上と高額になってしまう。これではiPhoneの普及を妨げることにもなるだろう。またソフトバンクには他社が設定しているパケットし放題に対する割引が現在のところないことからも、なんらかの特別な料金プランを準備するのではないかと見られている。いずれにしろ近日中に発表される見通しだ。
発売が決まった後、「iPhoneは日本で売れるのか?」という議論がネットなどでは行われている。曰く、日本の細かなサービスに対応できないiPhoneは一部のガジェット好きにしか売れないのではないかというモノだ。
しかしそもそもiPhoneは日本のケータイ文化と比べるべきものではない。その証拠に多くの人は、iPhoneを買い足すことで検討しているようだ。そして今回のこの価格設定は、その傾向に拍車をかけるかもしれない。ケータイとは全く違う環境、真のモバイルインターネットコミュニケーターが日本にやってくるのだ。
(
矢橋司
)
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