
SIMPURE L2 薄さ17.6ミリ。カラーはロイヤルブラック、シルキーホワイト、ノーブルゴールドの3色
各社新ラインナップを発表し、激しい夏商戦がスタートした携帯業界。番号ポータビリティ時代を乗り切るための戦略として、「ワンセグ」や「大画面液晶」、着うたに代表される「音楽再生機能」に加え、「防水機能」や「2in1」、「直感ゲーム」といった新たな要素をアピールポイントに据えた多機能機種が主流となる中、「シンプルかつコンパクト」をテーマとしたドコモのスライド式FOMA携帯「SIMPURE L2」が6月29日にリリースされた。LG電子ジャパンが発表した「SIMPURE L2(2は乗数)」は、ドコモの主力機種である90Xiシリーズ、70Xiシリーズよりもさらにベーシックな性能(電話、メール、カメラ)に特化したラインナップ「SIMPURE」シリーズの最新機種である。本機種の特徴は、グエナエル・ニコラ氏(任天堂の初代「ゲームボーイアドバンス」、ユニクロ「ブラックショップ」を手がけた日本在住のフランス人デザイナー)による「Curve & Square(カーブ&スクウェア)」をコンセプトにしたデザインだ。サイドにゆるやかな曲線を配したボディ、そしてグラフィカルで余裕のあるキーレイアウトを採用したことにより、小型ながらもダイナミックかつ美麗なフォルムに仕上がっている。
また、SIMPUREシリーズ全体の特徴である国際ローミング機能「WORLD WING(3G+GSM)」にも対応し、海外からの通話やメールを可能としている。そのサポート機能も充実しており、海外から日本への国際ダイヤルをスムーズに行える「国際ダイヤルアシスト機能」や、他国の通貨単位を円に換算できる「単位変換ツール」を搭載。国際電話の使用にかかる煩わしさを最小限に抑えているほか、実際に国外で活動することを考慮したアプリケーションが組み込まれているのも嬉しい。
店頭で現物を試用してみたところ、見た目以上に手になじむ絶妙なデザインに驚かされただけでなく、電話、メールに関する操作等も戸惑いなく直感的に行えた。実勢価格も、家電量販店では新規では6000円(新規)、六ヶ月未満の機種変更でも2万1000円(携帯専門店では、新規0円も)と、ドコモ904iシリーズと比べても安価となっている。「着うたフル」や「おサイフケータイ」機能はオミットされているため娯楽性には欠けるが、「電話」としての機能と実用性、さらに優れたデザイン性を持つ本機種は、ビジネス/ライトユーザーにとって充分魅力的ではないだろうか。
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森樹
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