
『WiiWare』は、バーチャルコンソールのようなシステムで配信予定。ユーザーはWiiポイントで購入
NOA(Nintendo of America)から、6月27日、独立系デベロッパー向けのWii用ソフトウェア開発サービス『WiiWare』が発表された。しかしこれは正式発表ではなく、あくまでも開発者向けへの発表。よって詳しい内容は未定のようだが、Wiiのオンラインストアにある、旧作を有料ダウンロードできる『バーチャルコンソール』のようなシステムで、『WiiWare』で開発した新作ゲームを配信するようだ。
『WiiWare』のメリットは、ゲームをパッケージ化したり、各店舗に在庫を置く必要がないので、低予算のコストで規模の小さいゲームベンダーやセミプロでも業界に参入することが可能となること。株式会社任天堂広報室の皆川氏に尋ねると、
「自分で作ったアイデアがどれだけ価値あるものかを、コンパクトな形ですぐに試していただける」とのこと。日本でも時期をみて発表する予定のようだ。
NOAのニュースリリースでReggie Fils-Aime社長は、
「予算は少ないが、大きなアイデアを備えている独立系デベロッパーのオリジナルゲームが市場に参入できれば、我々は次の大ヒットを見つけることができる」とコメントをしている。また、Newsweekのゲームコラム『LevelUP』で、「ゲームは任天堂のバグチェックを通過しなければならない。しかし、それが我々の唯一の選別である」とも語っている。
最近、ソフト開発業界では、ソニーやMicrosoftのゲーム機の開発費用を減らし、任天堂のWiiやDSのソフト開発に比率を高めている傾向がみられる。また、毎年『ファミ通ゲーム白書』を発行している株式会社エンターブレインの発表によると、今年1月から6月までの日本国内の次世代家庭用ゲーム機販売統計は、任天堂が二位のSCEに約3倍の差をつけて圧勝している。こうした任天堂優勢の状況に、『WiiWare』は追い討ちをかけることになりそうだ。しかし、Microsoftも負けてはいない。2006年12月に、Windows上で簡単にゲームを制作し、プレイできる無料ソフトウェアツール『XNA Game Studio Express』を発表したばかりだ。
ゲーム業界で一人勝ち状態の任天堂『WiiWare』から配信されるソフト第一弾は、2008年の初頭を予定されている。これによって、今までは予算がないためにソフト開発を断念していた小規模デベロッパーが新規参入してくる。これが業界へどう影響するのかに注目したい。
(
石田絢子
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『 低予算でソフト開発サービス 』に対する






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