
Live Earth
地球温暖化防止を呼びかける音楽イベント「Live Earth(ライブアース)」が、7月7日、全世界9ヶ所で丸1日かけて開催された。日本では幕張メッセで、大塚愛やリンキンパークらが、京都の東寺ではYMOなどが「地球からCO2を削減しよう」をテーマにライブ演奏を行なった。
ロンドンのステージでは、デュラン・デュラン、フー・ファイターズ、ジェネシス、マドンナ、レッチリなどが、米国ニュージャージーでは、ザ・ポリスやボン・ジョヴィなどが出演。ブラジルのリオデジャネイロのトリはレニー・クラビッツと、どこも豪華な顔ぶれ。
このライブアースは、日本ではNHK、アメリカではNBC、イギリスではBBCが放映、ネット上でもストリーミング視聴することができた。公式発表によると、何と900万以上のストリーミングが配信されたというから驚きである。
ライブアースは、地球温暖化防止活動をライフワークにしている元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏の呼びかけで始まったもの。ゴア氏は、2年前にケーブルテレビ局「カレントTV」を始めているが、氏が1970年代から取り組んでいる地球温暖化の研究活動と、映像のオンデマンド配信の最新技術を上手くミックスしたことが、このイベントを成功へ導いたのだろう。
地球は太陽の熱で暖められまたその熱を放射し、両者のバランスを取ることで生態系を保っている。地球温暖化とは、近年様々な原因で増加した、二酸化炭素(CO2)などにより放熱が妨げられ、地球の温度が上がり、生態系に悪影響が出ている現象を言う。ゴア氏は「ライブアース・7つの約束」で、2年間の間に先進国で地球温暖化を90%削減、世界的には半分以下に削減させる、と提唱している。
一方、音楽ファンの中には「PRMC」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。PRMC(Parents Music Resource Center)は、「青少年に悪影響を与える」ロックやヘビーメタルなどの音楽や映画などを排除する活動をしている団体。ゴア氏の奥方ティッパー・ゴア夫人は、このPRMCの中心人物だ。プリンス、ジューダスプリースト、シンディ・ローパーなどの曲が、過去に「好ましくない」と槍玉に挙げられた。実はマドンナもその一人だが、今回のライブアースに参加しているのが興味深い。
ライブアースのコンサートライブアルバム(13曲入り)は、8月14日にApple iTunesから発売予定。先行予約はすでに開始されている。
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角田早苗
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