国内最大のデジタル家電の展示会、CEATEC JAPAN 2007が、10月2日から6日まで、幕張メッセで開催された。
今回の出展者は過去最多の895社。展示会場もこれまでよりさらに広がり、幕張メッセの展示館すべてを使っての展示となった。会場は「電子部品・デバイス&装置ステージ」と「デジタルネットワークステージ」に分かれ、デジタルネットワークステージでは最新のAV機器、携帯電話などの通信機器、次世代デバイスなどが紹介された。
今回の注目は、まずマイクロソフトの展示が初めて行われたこと。あくまでもOSの会社であるマイクロソフトがデジタル家電の展示会に出展してきたことは、PCと家電の距離がさらに狭まってきたことを感じさせる。Vistaの更なる普及によって、ホームエレクトロニクスへの基盤を築きたいところだろう。
さらにもうひとつ、今回は日産による展示とデモも行われた。カーナビなどの電装品はすでに登場していたが、今回は実車を会場外の駐車場に持ち込んで、電子制御による走行アシストのデモ体験なども行っていた。
展示内容で一番注目を集めていたのはやはり次世代映像機器。液晶TVと、ブルーレイなどの次期DVDフォーマットの展示には、会場中でも最大のスペースが割り当てられていた。
SONYは12月1日に発売が決定した11インチの有機ELテレビ「XEL-1」をずらりと並べて展示。デモ時にはその前に大きな人だかりができており、注目度の高さが窺えた。有機ELは厚さ3ミリと薄く、しかも非常に美しい発色だ。発売される11インチはまだ十分な大きさではないが、参考出品として27型モデルも展示されており、大型化が進めば液晶TVは有機ELへとシフトしていくことが考えられる。
シャープ他の各社も大型かつ薄型の液晶TVを展示。2センチほどの厚さながら大型化を実現していた。次世代DVD規格はHD DVDとブルーレイが一歩も譲らず、至近での展示を展開していた。
参考出品されていた製品の中にも幾つか気になるものがあった。まず三菱のブースでデモが行われていたマルチユーザー・タッチテーブルは、プロジェクタを使ってテーブルに映した画像に指先でタッチして移動、拡大縮小、動画再生などを行うシステム。複数で触っても判断ができるよう、ユーザーの座る椅子にセンサーを組み込んで誰が触っているかを判断するようになっている。プロジェクタ使用ということで、ホワイトボードのような大きなものでの使用もできそうだ。
もうひとつは富士通ブースで見たメディアトップ。一見普通の立方体だが加速度センサーによってどの面が上を向いているかを認識し、その面に表示されている操作を行うというもの。本体とはBluetoothによって接続するが、薄型TVの普及によってこれから増えてくるであろう壁掛けTVなどのコントローラやゲームのコントローラとして活用できそうなユニークなデバイスだ。
そして注目を集めていたのはSONYのRolly。デモでは操作の基本から3台でのダンス、そしてエディタの使い方などを紹介していた。実際に踊っている実物を見ると、音楽プレイヤーというより「ロボット」として動かしたいという興味はかなり湧いてくる。他にもNECや富士通でもロボットの展示があり、デジタル家電としてのロボットの登場はそう遠い話ではないのかも? と感じさせられた。

CEATEC会場風景
今回の出展者は過去最多の895社。展示会場もこれまでよりさらに広がり、幕張メッセの展示館すべてを使っての展示となった。会場は「電子部品・デバイス&装置ステージ」と「デジタルネットワークステージ」に分かれ、デジタルネットワークステージでは最新のAV機器、携帯電話などの通信機器、次世代デバイスなどが紹介された。
今回の注目は、まずマイクロソフトの展示が初めて行われたこと。あくまでもOSの会社であるマイクロソフトがデジタル家電の展示会に出展してきたことは、PCと家電の距離がさらに狭まってきたことを感じさせる。Vistaの更なる普及によって、ホームエレクトロニクスへの基盤を築きたいところだろう。
さらにもうひとつ、今回は日産による展示とデモも行われた。カーナビなどの電装品はすでに登場していたが、今回は実車を会場外の駐車場に持ち込んで、電子制御による走行アシストのデモ体験なども行っていた。
展示内容で一番注目を集めていたのはやはり次世代映像機器。液晶TVと、ブルーレイなどの次期DVDフォーマットの展示には、会場中でも最大のスペースが割り当てられていた。
SONYは12月1日に発売が決定した11インチの有機ELテレビ「XEL-1」をずらりと並べて展示。デモ時にはその前に大きな人だかりができており、注目度の高さが窺えた。有機ELは厚さ3ミリと薄く、しかも非常に美しい発色だ。発売される11インチはまだ十分な大きさではないが、参考出品として27型モデルも展示されており、大型化が進めば液晶TVは有機ELへとシフトしていくことが考えられる。

参考出品された27型有機EL液晶TV。細いアームでも支えられるほどの軽さ
シャープ他の各社も大型かつ薄型の液晶TVを展示。2センチほどの厚さながら大型化を実現していた。次世代DVD規格はHD DVDとブルーレイが一歩も譲らず、至近での展示を展開していた。
参考出品されていた製品の中にも幾つか気になるものがあった。まず三菱のブースでデモが行われていたマルチユーザー・タッチテーブルは、プロジェクタを使ってテーブルに映した画像に指先でタッチして移動、拡大縮小、動画再生などを行うシステム。複数で触っても判断ができるよう、ユーザーの座る椅子にセンサーを組み込んで誰が触っているかを判断するようになっている。プロジェクタ使用ということで、ホワイトボードのような大きなものでの使用もできそうだ。

三菱ブースのマルチユーザー・タッチテーブル
もうひとつは富士通ブースで見たメディアトップ。一見普通の立方体だが加速度センサーによってどの面が上を向いているかを認識し、その面に表示されている操作を行うというもの。本体とはBluetoothによって接続するが、薄型TVの普及によってこれから増えてくるであろう壁掛けTVなどのコントローラやゲームのコントローラとして活用できそうなユニークなデバイスだ。

富士通ブースのメディアトップ。立方体で画面をコントロールできる
そして注目を集めていたのはSONYのRolly。デモでは操作の基本から3台でのダンス、そしてエディタの使い方などを紹介していた。実際に踊っている実物を見ると、音楽プレイヤーというより「ロボット」として動かしたいという興味はかなり湧いてくる。他にもNECや富士通でもロボットの展示があり、デジタル家電としてのロボットの登場はそう遠い話ではないのかも? と感じさせられた。
(
矢橋司
)
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