
Web2.0の定着と深化が進行した1年だった。まずは、昨年同企画で挙がった流行語を振り返ってみよう。ユーチューブ、グーグル、ミクシィ、Web2.0、グーグルアース、ビスタ、ワンセグ、番号ポータビリティー、DS、iPod、ウィニー、CGM、ナナロク世代、SNS、セカンドライフ……幕開けから1年かけてWeb2.0が定着し、テレビ番組でもウェブと連動した企画が目立った。
2007年はどうだったか。新しいウェブサービスで人気を得た「ニコニコ動画」「Twitter」。テラ牛丼事件は、昨年のウィニー流出事件に代わる今年らしい社会的事件。米国で話題となった「iPhone」と、日本でも人気の「iPod touch」。ICカードは生活への密着度を増したが、筆頭は、今年Suicaと相互運用で始まった「PASMO」か。ユーチューブのパートナーシップ強化をはじめ今年も常に話題だったグーグルは、グーグルフォンが噂されつつ、携帯電話向けプラットフォーム「Android」で度肝を抜いた。番号ポータビリティーに伴う価格競争でソフトバンクが打ち立てた「ホワイトプラン」はTVCMも印象的だった。「ASP」の進化と捉えられる「SaaS」と、いよいよ本格化する「MVNO」は、来年のビジネスシーンで更なる進展を見せそうだ。常に論じられた配信と著作権問題で、「クリエイティブ・コモンズ」は大きな注目を浴びた。導入前の準備期間として担当者にとって頭の痛い「内部統制」は、来年いよいよ本番(本紙でも半年間、連載企画「内部統制.IT」を掲載)。ネットで話題を呼んだものとしては、「脳内メーカー」「初音ミク」がインパクト大。未曽有の展開を見せたSNS「Facebook」に対し、米グーグルはSNS向けソーシャルアプリケーションを開発するための「Open Social」を公開。Webアプリケーションのメリットを活かしたまま操作性や表現力を向上させた「RIA」は、アプリケーション進化の道標になっていくだろう。携帯に載った「GPS」、今年はサービスが次々登場した。1240万人に会員を伸ばしたミクシィは「ミクシィ疲れ」や「ミクシィ症候群」の現象を生み、携帯サイトではモバゲーが人気に火をつけた。ニートと相乗し「ネットカフェ難民」は流行語大賞にノミネート。ウェブサイト戦略として、好奇心を喚起する「ティーザーサイト」が目立ち、セカンドライフだけでなく、幾つもの「メタバース」が注目された。ワンセグやDSの人気は引き続き高かった。
こうして眺めると、新語の中にも、以前からあった語が目立ち、時代のキーワードとしてそれらが浮上してきたところが、今年の特徴と言えそうだ。
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『 東京IT新聞的 \'07年流行語大賞 』に対する
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