現場は知っている。JSOX法施行直前にしなくてはならないこと

【直前スペシャル 内部統制.IT】

2007年12月04日(火)

[ 64 号]

 上場企業は、内部統制の評価対象とすべき業務プロセスを選定し、そこに存在する財務報告に係る内部統制上のリスクと統制方法を文書化していく必要があることは、言うまでもない。そんな中、JSOX法に対応した文書化ソフトは多く存在するが、企業のスケーラビリティやプロジェクトの規模に応じて導入でき、その規模や目的に柔軟に対応し、社内文書の統一化を図ることのできる、そのようなソフトをご存じだろうか。

 株式会社アトラクス(本社:東京・江東区、高木稔社長)からリリースされている「TRIANGLE J-SOX(トライアングル ジェイソックス)」は、豊富なテンプレートを備えた文書の統一化を図れる、まさにそんなアプリケーション。部門毎や作成者によって微妙に異なる文書を統一化。エクセルで作成したデータもインポートすることが可能で、これまでの作業も無駄にならないという特徴を持つ。

 同社の内部統制事業グループ マネジャー、河口大介氏は、「お客様から『ここまで文書が連動するとは思わなかった』『感動しました』という声をいただいております。全ての文書をデータベース上で自動連携させているので、業務内容の変更、組織改編、業務改善などにより、文書を修正する際も、簡単に整合性が取れることが評価されております」と語る。

河口氏「いいモノは広く知れわたるべき。まずはスタンドアロンから多くの方に使ってみてほしい」

河口氏「いいモノは広く知れわたるべき。まずはスタンドアロンから多くの方に使ってみてほしい」


 JSOX法では2008年4月以降に始まる事業年度より、上場企業に対して「財務報告の内容の適正性」を確保するための「内部統制の整備」を求めており、対象企業では、整備状況を明らかにするための文書化作業、いわゆる3点セットが必要になる。

 しかしながら、会社の規模によってJSOX法への対応にバラつきがあり、特に中小企業では大企業に比べ、「JSOX法対応に優先してコストを掛けられない」「自社に見合った適切なツールがない」との理由から効率的に作業を進めることが出来ないという問題がある。

 また、次年度以降の文書メンテナンスを意識せず、「取り敢えず文書化してしまおうという」という刹那的な対応に陥るケースが多く見られる。

 「TRIANGLE J-SOX」は現場レベルに求められる機能、直感的に操作できること、PCの習熟度などにかかわらず、操作できることが特徴だ。

 河口氏は、「スモールスタートを求めるユーザーに対して、スタンドアロンの一ユーザー6万円のパッケージを用意しました。アップグレードする場合も上位モデルとの差額だけで対応しており、現場サイドから経営陣に具申しやすい価格体系にしました」と語り、また、「導入後の更新作業も簡単、文書メンテナンスを効率的に行うことができます」とも。

 これまで同社の商品は直販のみだったが、今回の「TRIANGLE J-SOX」から代理店経由の販売も進める。現在十数社との契約を結び、さらに代理店の募集を進める考えだ。

データベース上で自動連携

業務内容の変更、組織の改編、業務改善などによる文書の修正が入ると全体の文書の整合性を取る作業は非常に煩雑になることが多いが、TRIANGLE J-SOXでは、すべての文書をデータベース上で自動連携させているので、文書間の整合性をとる手間が少ない

業務内容の変更、組織の改編、業務改善などによる文書の修正が入ると全体の文書の整合性を取る作業は非常に煩雑になることが多いが、TRIANGLE J-SOXでは、すべての文書をデータベース上で自動連携させているので、文書間の整合性をとる手間が少ない



既存文書の取り込みを強化

既に作成済みの文書(Excel)を取り込み、体系立てて管理していくことが可能。リスクコントロールマトリクス及び業務記述書を取り込み、その情報から自動的にフローチャートが生成されるので、この段階で整合性のとれた文書3点セットが作成される

既に作成済みの文書(Excel)を取り込み、体系立てて管理していくことが可能。リスクコントロールマトリクス及び業務記述書を取り込み、その情報から自動的にフローチャートが生成されるので、この段階で整合性のとれた文書3点セットが作成される



詳しくはサイトへ

http://www.icnavi.net/

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( 櫻井弘次 )

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