【Second Life Information】 10年分のノウハウが込められた野村総研の「SITECUBE」

2008年11月11日(火)

[ 103 号]

《情報提供:THE SECOND TIMES(http://www.secondtimes.net)》

 野村総合研究所(野村総研)は先頃、財団法人日本サッカー協会(JFA)の「JFAこころのプロジェクト」を支援することを発表した。「JFAこころのプロジェクト」は「サッカーを通じて子どもたちの心身の成長に寄与したい」という主旨でJFAが立ち上げたプロジェクト。サッカーをはじめとしたスポーツ選手が「夢先生(ユメセン)」となり、小学校でフェアプレー精神や助け合うことの重要性、夢を持つことの大切さを伝える「夢の教室」と呼ばれる授業を行う。野村総研はこのプロジェクトに協賛するとともに、野村総研が開発した3Dコミュニケーションツール「SITECUBE」を活用した「バーチャルユメセン(仮称)」を提供する予定だ。

「アバターが話しているアバターの方を向く」などの細かい演出がコミュニケーションを活性化する

「アバターが話しているアバターの方を向く」などの細かい演出がコミュニケーションを活性化する


 実は野村総研は既に1995年頃から3D空間でのコミュニケーションの可能性について教育機関との研究を長く進めてきている。こうした活用実験によって得られたノウハウがSITECUBEには生きているという。その中心を貫いているのは、SITECUBEは「目的を実現するためのツール」であるというシンプルな考えだ。そのため、利用までのハードルを極力低くするなど多くの点が工夫されている。Webブラウザベースで実行できるツールはほかにもあるが、SITECUBEは画面横のWeb画面エリアが3D空間内の位置に応じて自動的に切り替わるなど、より連携を深め、受動的なユーザーも情報を受け取りやすくしている点などが特徴だ。3Dコミュニケーションが社会の様々な場面で本当に役立てられるためには、こうした細やかな積み重ねが必要なのだろう。
( THE SECOND TIMES編集長 箱田雅彦 )

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