「meet-me(ミートミー)」の特徴のひとつは地図データを元に東京の地形を作成し、そこにランドマークを設置することで東京を再現しているという点だ。現在はクローズドベータ開始に向けて準備を進めている。
2008年に本番を迎える「meet-me」について、運営元の株式会社ココア代表取締役、森山雅勝氏に話を聞いた。
――「meet-me」の準備状況はいかがでしょうか。
「12月16日にクローズドベータを開始予定です。既に東京23区の土地データは設定済みで、現在はランドマークをどこまで作りこむか、という段階に来ています。クローズドベータ開始後は、状況を見ながらいつオープンするかを検討しますが、2008年4月までにはオープンしたいと思っています」
――meet-meは東京の再現などリアルとの連動が大きな特徴ですが、当初はどのように集客を行っていく予定でしょうか。
「meet-meとして集客はあまり気にしていません。既存のサービスであれば、『何十万人、何百万人いますよ』ということになるのでしょうが、正直なところユーザー規模がどれくらいになるかはまだわからないですね。それよりも、meet-meを利用していただく企業の方には『新しい表現手段』を手に入れたと思っていただきたいという認識です。それに当社が対象とする企業クライアントの方は、そもそもお客様へのリーチ手段は持っています。リーチしているお客様に対して、meet-meを使いこういった表現手段を使って何か考えられませんか?というのがご提案の趣旨です。こうした表現手段を自社で開発することなくコストをあまりかけずに利用できる、というメリットを感じていただきたいと思っています」
――なるほど。そうした企業連動とは別に、meet-meとしての当初の想定ユーザーはどういった人たちになるでしょうか。
「サラリーマンですね」
――サラリーマン!?
「はい。こういった仮想世界に純粋に興味のある人はまだビジネス目的の人が多いと思います。ただ、サービスとしてはSNSやブログのユーザーを引き付けることを目指したいですね。そのためには『ゲーム』として見られたくない。あくまでインターネットサービスの延長で、SNSのようなコミュニケーションプラットフォームのインタフェースが3Dである、という認識にしたいです」
――それらのユーザーを引き込むためのサービス設計のポイントは?
「操作性も大事ですが、それよりも前に『きれい』であることと同時に、『わかりやすい』ことですね。東京をモチーフにしたのはその意味もあります。例えば、『人が集まる場所に行きたい』と思ったら渋谷や新宿、六本木などに行けばいいとすぐにわかりますが、これは現実世界の経験を生かせるからです。独自の世界だと改めて調べなくてはなりません。この違いは大きいと思います」
――2008年が本番になるわけですが、現在の展望はどうでしょう。
「アバターを通してリアルタイムでコミュニケーションできるということの面白さは強力です。相手は単なるアバターだと分かっていても、話しかける時はなんとなくかわいい子を探してしまったりする面白さもあります(笑)。これまでのオンラインゲームユーザーも、こうしたコミュニケーションにはまっているわけですし、受けないわけはないと思っています。
また、海外をみるとセカンドライフ以外にも似たジャンルのサービスがそれなりにユーザーを集めて続いている。こうした状況には勇気づけられますね。コミュニケーションの面白さっていうのは必ずあるんだろうな、と。ただ、この『アバター』という名前はあまり好きじゃない(笑)。今は仕方なく使ってますが、どうにかするつもりです。
そして、ポイントプログラムとの連動を進めたいと思います。meet-meで遊んでポイントがたまるというサイクルがうまく回り出せば、ポイントを出してくれるクライアント企業も増えてくると思います。
また、meet-meは、メディアとしてマスを目指します。そのためにまずは企業に対して価値を伝えていきます。個人主導なものはどうしても流行り廃りがありますし、こちらからの働きかけが難しい。企業には働きかけていくことができますし、価値に気付いて取り組んでもらえれば、バレンタインやクリスマスのように長く続くことができると考えています」
2008年に本番を迎える「meet-me」について、運営元の株式会社ココア代表取締役、森山雅勝氏に話を聞いた。

トランスコスモス株式会社専務取締役及びチームラボ株式会社取締役COOも兼任。トランスコスモス、フロム・ソフトウェア、産経新聞社の3社による合弁会社として2007年6月株式会社ココア(Co-Core)設立
――「meet-me」の準備状況はいかがでしょうか。
「12月16日にクローズドベータを開始予定です。既に東京23区の土地データは設定済みで、現在はランドマークをどこまで作りこむか、という段階に来ています。クローズドベータ開始後は、状況を見ながらいつオープンするかを検討しますが、2008年4月までにはオープンしたいと思っています」

取材時に初めて明らかにされたmeet-meのロゴ。「M」の上には向かい合った小さな横顔が並んでいて、手をつないだ2人の人を表している
――meet-meは東京の再現などリアルとの連動が大きな特徴ですが、当初はどのように集客を行っていく予定でしょうか。
「meet-meとして集客はあまり気にしていません。既存のサービスであれば、『何十万人、何百万人いますよ』ということになるのでしょうが、正直なところユーザー規模がどれくらいになるかはまだわからないですね。それよりも、meet-meを利用していただく企業の方には『新しい表現手段』を手に入れたと思っていただきたいという認識です。それに当社が対象とする企業クライアントの方は、そもそもお客様へのリーチ手段は持っています。リーチしているお客様に対して、meet-meを使いこういった表現手段を使って何か考えられませんか?というのがご提案の趣旨です。こうした表現手段を自社で開発することなくコストをあまりかけずに利用できる、というメリットを感じていただきたいと思っています」
――なるほど。そうした企業連動とは別に、meet-meとしての当初の想定ユーザーはどういった人たちになるでしょうか。
「サラリーマンですね」
――サラリーマン!?
「はい。こういった仮想世界に純粋に興味のある人はまだビジネス目的の人が多いと思います。ただ、サービスとしてはSNSやブログのユーザーを引き付けることを目指したいですね。そのためには『ゲーム』として見られたくない。あくまでインターネットサービスの延長で、SNSのようなコミュニケーションプラットフォームのインタフェースが3Dである、という認識にしたいです」
――それらのユーザーを引き込むためのサービス設計のポイントは?
「操作性も大事ですが、それよりも前に『きれい』であることと同時に、『わかりやすい』ことですね。東京をモチーフにしたのはその意味もあります。例えば、『人が集まる場所に行きたい』と思ったら渋谷や新宿、六本木などに行けばいいとすぐにわかりますが、これは現実世界の経験を生かせるからです。独自の世界だと改めて調べなくてはなりません。この違いは大きいと思います」
――2008年が本番になるわけですが、現在の展望はどうでしょう。
「アバターを通してリアルタイムでコミュニケーションできるということの面白さは強力です。相手は単なるアバターだと分かっていても、話しかける時はなんとなくかわいい子を探してしまったりする面白さもあります(笑)。これまでのオンラインゲームユーザーも、こうしたコミュニケーションにはまっているわけですし、受けないわけはないと思っています。
また、海外をみるとセカンドライフ以外にも似たジャンルのサービスがそれなりにユーザーを集めて続いている。こうした状況には勇気づけられますね。コミュニケーションの面白さっていうのは必ずあるんだろうな、と。ただ、この『アバター』という名前はあまり好きじゃない(笑)。今は仕方なく使ってますが、どうにかするつもりです。
そして、ポイントプログラムとの連動を進めたいと思います。meet-meで遊んでポイントがたまるというサイクルがうまく回り出せば、ポイントを出してくれるクライアント企業も増えてくると思います。
また、meet-meは、メディアとしてマスを目指します。そのためにまずは企業に対して価値を伝えていきます。個人主導なものはどうしても流行り廃りがありますし、こちらからの働きかけが難しい。企業には働きかけていくことができますし、価値に気付いて取り組んでもらえれば、バレンタインやクリスマスのように長く続くことができると考えています」
2008年にいよいよ本番を迎えるmeet-me。その躍進に期待したい。

現実の東京をモチーフとしているmeet-meを歩くと、どこかでみた東京の風景が広がっている。でもどこかちがう。それが興味をかきたてる

渋谷駅前には、さも当然のようにニワトリたちが戯れている。見慣れた日常の中の非日常だからこそ、実際にはありえない演出が光る

近くにはオフィスビルといっしょに観覧車や果樹が立ち並ぶ。リアルでありながらリアルでない、そんな世界での体験が楽しみだ
(
THE SECOND TIMES 編集長 箱田雅彦
)
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