【東京ITブックナビゲータ】 『グーグルマーケティング』

2008年06月10日(火)

[ 86 号]


こんなにツールや機能があったとは

 ウェブや画像の検索は既に当たり前として「グーグルデスクトップ」「グーグルアラート」「グーグルトレンド」「グーグルサジェスト」「ウェブサイトオプティマイザー」「グーグルアドワーズ」「キーワードツール」「ワイルドカード検索」「グーグルブログ検索」「グーグルブック検索」「グーグルアナリティクス」……。一体、グーグルは、どれだけの機能やツールを備えれば気が済むのだろうか。そして我々はどれだけ活用できているだろうか。

 この本は書名の通りマーケティング活動に、グーグルを徹底活用しようという趣旨で書かれている。筆者が提唱する「グーグル・マーケティング(検索マーケティング)」は、グーグルを利用して自社製品をマーケティングリサーチし、売れる仕組みを構築していくことだ。本書内では「マーケティングの定義」や「AIDOMA(アイドマ)」「AISAS(アイサス)」といった基礎も丁寧に解説。同時に、グーグルだけでなく「kizasi.jp(きざし)」「SHOOTI(シューティー)」といったウェブ上の無料ツールの活用術にも言及する。

 東ハトのスナック菓子「暴君ハバネロ」やスターバックスといった事例を通じ、グーグルの徹底した活用法を紹介。「ここまで使えるとは……」とその機能の充実ぶりには驚くとともに、無料であるからすぐに試せるのもいい。

 グーグルを使いこなして少しでも経費を減らしたいと考える中小企業の経営者や担当者、興味本位でグーグルの機能や活用法を知りたいという知的好奇心が旺盛な本紙読者にもぜひお薦めだ。そして、マーケティングの基礎を学びたいと思っている人は、教科書として読むといい。

『グーグルマーケティング』
著者:押切孝雄
発行:技術評論社
新書判/四六判256ページ
定価:1764円(税込)

記事についてのご意見・ご感想

関連記事

東京IT新聞 特集ラインナップ

専用サーバ・専用レンタルサーバーは at+link におまかせ!

Apple Store(Japan)

東京IT新聞HOTキーワード
東京ITイベント情報

イベントカレンダーを見る カレンダーを見る