「イマドコかんたんサーチ」

NTTドコモ新GPSサービス

2007年10月16日(火)

[ 57 号]

 現在、携帯電話から、緊急通報発信した際に、緊急通報を受けた警察などに対して、通報者が発信した場所に関する位置情報を自動的に提供する機能にも「GPS」が使われているのはご存知であろうか。そして、家族の安心安全などを目的としたGPSを使用したサービスとして、NTTドコモの「イマドコサーチ」や、ソフトバンク「イチなび」、auの「安心ナビ」など、毎月の定額料金を払った登録者に対して提供している位置情報サービスがある。現在、位置情報は、防犯対策として必要なものとされている。しかし、そうした深刻な場合だけでなく、もっと手軽に、「位置情報」を利用したいと思っている人も少なくはないだろう。

 そんな観点で利用できるのが、NTTドコモが開始した新サービス「イマドコかんたんサーチ」(全iモード契約者対象で、検索される側はFOMA端末のみ対応)。このサービスの最大の特徴は、事前の申し込みが不要で、必要な時、居場所を探したい人の電話番号を入力するだけで、居場所を検索できるシステムである。つまり、検索する側の事前登録の必要性がないという点である。そして検索される側の応答があって、位置情報提供の許可さえあればいつでも、簡単な手続きで位置情報を、第三者に提供できるところである。

「イマドコかんたんサーチ」の検索イメージ画面

「イマドコかんたんサーチ」の検索イメージ画面


 しかし検索される側とすれば、位置情報が勝手に提供されないか? といったプライバシーの問題が気になるところである。そのあたりについて、株式会社NTTドコモ広報部の田中氏に尋ねると、
「探される側が知らないうちに位置情報を提供することはありません。探されていることに気づかず何もしなければ、位置は送信されません」とのこと。また、検索される側のプライバシーに配慮された機能については、「探される側の設定は、あらかじめ電話番号を指定して、その番号からのみ検索要求を許可する『指定許可設定』、この番号からのみ検索要求を拒否する『指定拒否設定』も可能です。さらに、まったく検索要求を受けないようにする『機能停止設定』も可能です」と各ユーザーの状況に応じた設定ができるようである。

 恋人や友達との待ち合わせで、待たされてイライラ……という経験は、意外と多くの人がしたことがあるのではないだろうか。本サービスは、例えば、新宿駅の待ち合わせとなったときなど、すぐに待ち合わせ場所がわからないときに……といったシーンで活躍しそうだ。ますます高機能化している携帯電話であるが、ユーザーの利便性を向上することによって、はじめて高機能が生かされるのである。
( 西原崇文 )

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