1月28日、KDDIは春の新型携帯の発表会を行い、新たに10機種を発表した。KDDIの新機種のポイントは「利用シーンの広がり」。様々な利用シーンに対応できる携帯を提供し、携帯活用の場を広げることを目指している。
今回のラインナップの特徴のひとつは、auが推し進めてきた新プラットフォーム「KCP+」採用端末の登場だ。これは昨年10月に発表されたソフトウェア開発の統合プラットフォームで、OSやミドルウェアなどまでが共通プラットフォームとして提供されることで、開発コストを削減し、端末価格を抑えることを期待されているものだ。待ち受け画面にウェブとも連動した好みのメニューを自由に表示できる「au oneガジェット」やワンセグ番組表示中にその他の情報を表示できる「マルチプレイウィンドウ」機能などが搭載できる。本来昨年の秋冬モデルから搭載されるはずだったが間に合わず、今回の春モデルからの登場となった経緯がある。
もうひとつの特徴は、生活シーンに合わせた携帯機種の展開。その一例として「auスマートスポーツ Run&Walk」機能を発表した。これは携帯のGPS機能を利用したランニング・ウォーキング支援サービス。ソフトを起動してランニングやウォーキングを行うと、距離、タイム、速度、消費カロリーなどのデータを参照可能だ。また履歴が自動的に保存され、PCなどからも確認できる。またテーマに合わせてアドバイスしてくれる「パーソナルトレーナーモード」もある。
他にも防水+ワンセグで「お風呂でテレビを見られる携帯」を目指した三洋電機の機種、写真機能を強化したCyber-Shot携帯など様々な生活シーンに対応できる携帯を提案している。
ハードウェア的な特徴として、まずは有機EL端末。2機種が搭載し、うち1機種は3インチパネルと大型だ。中でも東芝のW61Tは東芝の液晶テレビのラインアップである「REGZA」の技術を使った携帯で、美しい映像を再現できる。
もう一つは全10機種のうち6機種に搭載されたBluetooth。ワイヤレスヘッドホンで音楽を楽しめる「ワイヤレスミュージック」機能で、より自由に音楽を楽しめるだろう。
昨年前半の快進撃に比べると、勢いに陰りがみえるau。今回の春モデルでも画期的な新サービスと言えるモノがないように思われ、グーグルとの提携もドコモにお株を取られてしまった感がある。KCP+プラットフォーム端末の登場によって端末価格が下がってくれば活路も見いだせそうだが、端末それぞれの「個性」という点では、同日発表されたソフトバンクの方が目立つ。
他の2社、あるいは世界標準になりつつあるW-CDMAとは通信方式が異なるauが、これからも端末メーカーをコントロールして魅力的な端末を作っていけるかどうか。そのポイントはKCP+が握っているのかもしれない。

au春の新作専用ページ(http://flash.kddi.com/collection/08spring/)では生活シーンに合わせた携帯の活用が提案されている
今回のラインナップの特徴のひとつは、auが推し進めてきた新プラットフォーム「KCP+」採用端末の登場だ。これは昨年10月に発表されたソフトウェア開発の統合プラットフォームで、OSやミドルウェアなどまでが共通プラットフォームとして提供されることで、開発コストを削減し、端末価格を抑えることを期待されているものだ。待ち受け画面にウェブとも連動した好みのメニューを自由に表示できる「au oneガジェット」やワンセグ番組表示中にその他の情報を表示できる「マルチプレイウィンドウ」機能などが搭載できる。本来昨年の秋冬モデルから搭載されるはずだったが間に合わず、今回の春モデルからの登場となった経緯がある。
もうひとつの特徴は、生活シーンに合わせた携帯機種の展開。その一例として「auスマートスポーツ Run&Walk」機能を発表した。これは携帯のGPS機能を利用したランニング・ウォーキング支援サービス。ソフトを起動してランニングやウォーキングを行うと、距離、タイム、速度、消費カロリーなどのデータを参照可能だ。また履歴が自動的に保存され、PCなどからも確認できる。またテーマに合わせてアドバイスしてくれる「パーソナルトレーナーモード」もある。
他にも防水+ワンセグで「お風呂でテレビを見られる携帯」を目指した三洋電機の機種、写真機能を強化したCyber-Shot携帯など様々な生活シーンに対応できる携帯を提案している。

写真機能を強化したCyberーShot携帯W61S
ハードウェア的な特徴として、まずは有機EL端末。2機種が搭載し、うち1機種は3インチパネルと大型だ。中でも東芝のW61Tは東芝の液晶テレビのラインアップである「REGZA」の技術を使った携帯で、美しい映像を再現できる。

「REGZA」の技術を使ったW61T
もう一つは全10機種のうち6機種に搭載されたBluetooth。ワイヤレスヘッドホンで音楽を楽しめる「ワイヤレスミュージック」機能で、より自由に音楽を楽しめるだろう。
昨年前半の快進撃に比べると、勢いに陰りがみえるau。今回の春モデルでも画期的な新サービスと言えるモノがないように思われ、グーグルとの提携もドコモにお株を取られてしまった感がある。KCP+プラットフォーム端末の登場によって端末価格が下がってくれば活路も見いだせそうだが、端末それぞれの「個性」という点では、同日発表されたソフトバンクの方が目立つ。
他の2社、あるいは世界標準になりつつあるW-CDMAとは通信方式が異なるauが、これからも端末メーカーをコントロールして魅力的な端末を作っていけるかどうか。そのポイントはKCP+が握っているのかもしれない。
(
矢橋司
)
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