Eコマースのトレンドをつかめ!

【第2回Web2.0マーケティングフェア】

2008年04月22日(火)

[ 81 号]

 「第2回Web2.0マーケティングフェア」には、Web2.0を活用したマーケティングのためのツールやサービスが一堂に集結する。急成長するEコマース市場のトレンドを探るのに格好のイベントだ。双方向性と価値多様性を特徴とするWeb2.0において、マーケティングのトレンドはこれまでのマスプロダクトやマスコミュニケーションの網では、もはや掬い取ることが困難となりつつある。このことは「エニグモ」に代表されるネットベンチャーが創造した、数々のECモデルの登場とその躍進によって証明されている。市場が成熟し飽和する今日、マスプロメーカーをはじめとする大手企業は新たなマーケティングの方向へと舵を切りつつある。「Web2.0マーケティングフェア」では、その最新の潮流に触れることができる。


モバイルゾーン今回から新設

 今回より新設された「モバイルマーケティングゾーン」では、携帯電話のウェブ機能に注目したマーケティングサービスの展示を行っている。

 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌に代表されるマスメディア、そしてインターネットにも並ぶWeb2.0メディアとして脚光を浴びるモバイル。社団法人電気通信事業者協会の調べによれば、2008年3月現在の携帯電話の合計は1億272万台に達し、そのうち第三世代携帯の占める割合は8割を超えた。誰もが携帯を持ち、携帯からウェブにアクセスできる時代の到来が、統計の上からも明らかとなった。

 また、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は携帯サイト「モバゲータウン」の契約者数が1000万人に達し、1日のページビューが最大で6億を超えたと発表した(4月10日)。モバイルが持つ影響力は今や不動のものとなりつつある。

 出展サービスは実に多岐にわたる。ざっと羅列するだけでもアフィリエイト、ドロップシッピング、携帯動画配信、モバイルメディア作成ASPサービス、携帯のGPS機能を利用した集客キャンペーンASPサービス、携帯占いサイトにモバイルSEOなど、実によりどりみどりだ。

ECサイト構築・ネット決済ゾーン

 同じく今年より新設された「ECサイト構築・ネット決済ゾーン」ではショッピングカートや受注管理システム、モールサイトなどの構築、電子・ネット決済、CMSなどの運用管理ツール、あるいは電子認証といった、ECサイトを運営するのに必要な各種サービスの展示を行っている。

 経済産業省がまとめた「平成18年度電子商取引に関する市場調査」によれば、BtoCにおけるEC市場規模は、2006年には4兆3910億円に達し、前年比で実に27%増の伸びを示している。5年後には10兆円に達するとの予測もある。ウェブマーケティングにおいて、しっかりとしたECサイトの基盤確立は前提条件だ。

 セミナーも充実している。基調講演では日清食品株式会社宣伝部長の佐々木智氏、株式会社電通ネットイヤーアビーム代表取締役社長の及川直彦氏が演壇に立つ。
( 斉藤円華 )


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