Web2.0を活用したマーケティングのためのツールやサービスが一堂に集結する「Web2.0マーケティング フェア」が今週水曜日(14日)から3日間、東京ビッグサイト(東棟)で開かれる。今回より「モバイルマーケティングゾーン」が新設され、携帯電話のウェブ機能に注目したマーケティングサービスの展示も行われる。また多彩なセミナーにより豊富な事例が紹介される。
同フェアでは「Web2.0マーケティング フェア専門セミナー」が併催される。
基調講演では日清食品株式会社宣伝部長の佐々木智氏、株式会社電通ネットイヤーアビーム代表取締役社長の及川直彦氏が演壇に立つ。
佐々木氏は日清食品が2006年から展開したカップヌードルのプロモーション・プロジェクト「FREEDOM-PROJECT」を総括するとともに、今後の新たなカップヌードルの展開について語る。ちなみにこのプロモーションは、ウェブ、TV、そしてリアルを融合したクロスメディアマーケティング事例として大きな注目を集めた。
一方、及川氏は「次世代マーケティング戦略がわかる!『Web2.0時代』のマーケティング戦略」と題して講演を行う。同氏によれば「インターネットに代表されるデジタル情報技術は、マーケティングの領域において、従来のメディアやチャネルの代替にとどまらない変化をもたらすのではないか」とのことで、いわゆる「Web2.0」として語られる新たな情報技術や事業環境を俯瞰し、商品開発や広告・販売促進におけるイノベーションの可能性を語る。
ほかにも日本航空、三井不動産レジデンシャル、資生堂、明治製菓、日本コカコーラといった大手企業によるWeb2.0マーケティングの事例紹介があるほか、「半年以内のリピート率40%強を誇るネットナンバー1食材宅配『Oisix』のマーケティング戦略」(オイシックス株式会社)というのもある。同社は2000年の創業以来、ウェブ上で購入した食材を宅配するというビジネスモデルで急成長し、昨年9月の同サービスの利用者が31万2000人を記録している注目企業だ。
苦労して新規顧客を獲得しても、つなぎ止められずに離れられてしまったのではコストばかりがかかってしまうのは明らかだ。顧客をリピーターへと育てるマーケティングの秘訣を、オイシックスの事例から学べそうだ。大きく変化し拡大を続けるECビジネスで成功を期すのであれば、「Web2.0マーケティングフェア」は是が非でも参加したいイベントだ。
(専門セミナーの詳細は下表参照)

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