今年のシーテックジャパンでは、新しく、デジタルコンテンツパビリオンができた。経団連が後押しして、2005年に「日本のデジタルコンテンツを海外に発信しよう」という日本政府の意志が、シーテックでの同パビリオンとして形になった経緯がある。幕張メッセのホール1から11までの大きな空間の中で、ホール1の一番端にデジタルコンテンツパビリオンがあった。参加社数は20社程度。その横にデジタルコンテンツコラボスクエアが8社程度で、合わせて関連出展社数は30社弱と、第1回としてもやや地味めだ。
BSデジタルの日本BS放送が、12月から3D立体放送をオンエアするということで、3Dテレビを見せていた。仕組みは、レンズが2つのステレオカメラで撮った、左右少しずつちがう映像を、専用の液晶テレビで合成して映し、ディスプレイに貼った偏光フィルムを通して見る。見るときには、偏光眼鏡で左右少しずつちがう映像を脳の中に再現する。見ている人は映像が飛び出して見えるしくみだ。バスケットボールの動画を映していたが、かなり立体感がある。カメラの撮り方や、眼鏡によって、飛び出し方が強くなったり弱くなったりするらしい。「3DTVは、完全なホログラムなら眼鏡はいらないですが、放送までするとなると、まだまだ時間がかかります。そこで、上記の形でも、まず実際に放送したり、それ用のテレビを売り出したりする方が実際的なのではないでしょうか。今、テレビメーカー2社と話し合っています」と、日本BS放送株式会社の長澤執行役員が説明してくれた。
一方、超高精細ディスプレイという考えで、東芝ライテックの56インチ液晶ディスプレイをデモしていた。これは、いわゆる4Kという、今のフルハイビジョンの約4倍: 3840×2160=8294千画素のディスプレイだ。これはもうほとんど実物か、ポスターかという細かさ。まだまだ、フルハイビジョンもこれからだが、「このディスプレイは本当に売ってます。だいたい600万円ですが」と、株式会社エイコーの湯浅事業部長が話した。ちなみにステレオカメラシステムも売っている。こちらは、「レンズ抜きでフルハイビジョン用が550万円です」と、株式会社フローベルの前田ディレクター。
6月に、経団連肝煎りのデジタルコンテンツポータルサイト「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」を運営しているメロディーズ&メモリーズの高橋氏に、その後の様子をうかがうと、「まだまだ認知度が低くて、特にゲームコンテンツはほとんど増えていません。また、音楽コンテンツなどは試聴できないかとか、ちょっとは映像も見たいというご要望も多く、今後なんとか増やしてゆくための課題は多いです。でも、3年計画の3年目は来年ですから、工夫していきますよ」と話してくれた。
なんでも、生まれたては小さいものだが、デジタルコンテンツパビリオンも、来年は倍以上の規模になっていることを期待したい。

こじんまりと始まった、デジタルコンテンツパビリオン会場
BSデジタルの日本BS放送が、12月から3D立体放送をオンエアするということで、3Dテレビを見せていた。仕組みは、レンズが2つのステレオカメラで撮った、左右少しずつちがう映像を、専用の液晶テレビで合成して映し、ディスプレイに貼った偏光フィルムを通して見る。見るときには、偏光眼鏡で左右少しずつちがう映像を脳の中に再現する。見ている人は映像が飛び出して見えるしくみだ。バスケットボールの動画を映していたが、かなり立体感がある。カメラの撮り方や、眼鏡によって、飛び出し方が強くなったり弱くなったりするらしい。「3DTVは、完全なホログラムなら眼鏡はいらないですが、放送までするとなると、まだまだ時間がかかります。そこで、上記の形でも、まず実際に放送したり、それ用のテレビを売り出したりする方が実際的なのではないでしょうか。今、テレビメーカー2社と話し合っています」と、日本BS放送株式会社の長澤執行役員が説明してくれた。

偏光眼鏡をかけると、飛び出して見える3D放送
一方、超高精細ディスプレイという考えで、東芝ライテックの56インチ液晶ディスプレイをデモしていた。これは、いわゆる4Kという、今のフルハイビジョンの約4倍: 3840×2160=8294千画素のディスプレイだ。これはもうほとんど実物か、ポスターかという細かさ。まだまだ、フルハイビジョンもこれからだが、「このディスプレイは本当に売ってます。だいたい600万円ですが」と、株式会社エイコーの湯浅事業部長が話した。ちなみにステレオカメラシステムも売っている。こちらは、「レンズ抜きでフルハイビジョン用が550万円です」と、株式会社フローベルの前田ディレクター。
6月に、経団連肝煎りのデジタルコンテンツポータルサイト「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」を運営しているメロディーズ&メモリーズの高橋氏に、その後の様子をうかがうと、「まだまだ認知度が低くて、特にゲームコンテンツはほとんど増えていません。また、音楽コンテンツなどは試聴できないかとか、ちょっとは映像も見たいというご要望も多く、今後なんとか増やしてゆくための課題は多いです。でも、3年計画の3年目は来年ですから、工夫していきますよ」と話してくれた。
なんでも、生まれたては小さいものだが、デジタルコンテンツパビリオンも、来年は倍以上の規模になっていることを期待したい。
(
安居院文男
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