2008年度の国内SNS市場の規模は前年比約150%増の414億円弱に達すると矢野経済研究所がこのほど発表した。今後も市場は拡大すると見られ、ユーザー利用頻度の向上や、既存サービスでの収益向上ビジネスモデルのスタートなどにより、2009年度には544億4000万円(前年度比131.5%)に達すると予測している。

2006年度は、前年度比655%増の89億7000億円、07年度は308%増の276億2000万円と年々市場規模は大きく拡大してきている。
同研究所では今後は伸張率は鈍化するものの、(1)ユーザーの利用頻度向上、(2)ユーザー数の増加、(3)多種多様なサービスの増加、(4)既存サービスにおける収益性の高いビジネスモデルのスタート、(5)新たな広告モデルの採用―などの要因により市場は広がると見ている。また、今回の市場規模の算出には含まれていないSNS開発・運営のノウハウを活かしたコンサルティング・受託といったSNS派生関連事業に関しても拡大すると予測する。
一方、課題としては、(1)ユーザー増加に伴う設備投資や監視体制強化などによる経費増大、(2)ROM(Read Only Member)が多いネットユーザーの参加ハードルの高さ―を挙げている。
調査は今年6月から8月にかけて、SNS事業者約130社対象に実施した。
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