富士通総研は9月18日、調査レポート「インターネットショッピング2008」を公表した。PCのインターネットを使った消費者向け(BtoC)電子商取引の現状を利用者側からの視点で分析したもので、この1年間にネットショッピングを利用した1600ユーザに聞いた。過去1年のPCのネットショッピング利用は平均13.7回、合計12万4212円、1回当たり平均の利用金額は前回調査とほぼ同様の9051円となった。また、直近で利用したネットショップでは「楽天、ヤフー出店ショップ」での購入が49.1%とトップ。「アマゾン」が11%、「楽天直営ショップ(楽天ブックス、楽天トラベル、楽天ダウンロード)」が6%の順だった。最も気に入っているネットショップでは、全記入数1023件のうち最多の210件を集めた「アマゾン」が1位となり、2004年2月の調査実施以降、トップをキープしている。2位は66件の「楽天ブックス」、3位は34件の「千趣会」で、ベスト3の顔ぶれは前回と同じだった。
この1年にPCネットショッピングで買ったものを複数回答で聞いたところ、「書籍・雑誌」が56.3%で最も多く、「衣類・靴・バッグ・アクセサリー」(46.9%)、「音楽CD・ビデオ・DVD」(42.3%)がベスト3となった。続いて「ホテル・航空券・旅行」(39.5%)、「健康食品・サプリ」(35%)、「グルメ食品」(31.8%)、「パソコン・周辺機器」(30.4%)、「化粧品・美容用品」(30%)が3割を超えていた。

新規顧客は35%超、3割が検索で発見
直近に利用したネットショップが、初めて利用する新規のネットショップだった割合は35.3%、2回目以上は64.7%だった。新規利用者を対象に、ネットショップを見つけた手段をたずねると、「サーチエンジンで検索」(30.4%)、「モールで検索」(24.2%)、「メルマガ、メールDMで知った」(8.1%)などだった。
メルマガやメールDMがきっかけとした購入がどの程度あったかを調べた結果、利用したネットショップ発行のメルマガ.メールDMをきっかけとする率が15.7%、利用ネットショップ以外が発行したものをきっかけとする率が5.9%となり、合わせて2割超(21.6%)がメルマガやメールDMの効果であることがわかった。
ネットショップを選んだ一番の理由としては「価格」が3割近くで最も高く、「そこでしか入手できない商品」「ポイントなどの特典がある」が続いた。

25%超はケータイで
調査ではPCでのネットショッピングの利用者のうちケータイWeb閲覧とケータイショッピングの利用状況も聞いた。、54.8%が携帯電話でWebを閲覧。このうち29.6%がこの1年にケータイショッピングを利用していた。直近の1年で見ると利用率は16.2%で、「経験はあるがこの1年は利用していない」を合わせ、25.6%となった。
調査は過去、2001年9月、04年2月、06年3月、07年4月に行われており、今回で5回目。今年4月下旬に電子メールでの告知によるWebアンケート形式で行実施。有効回答率は80%だった。
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丸山隆平
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