今後5年で最成長産業は「ネット」と「TV配信」と「ビデオゲーム」

2007年07月03日(火)

[ 43 号]

 PricewaterhouseCoo pers(PwC)が毎年発売している「Global Enter tainment and Media (E&M) Outlook 2007- 2011」は、現状の分析から2011年までの世界の市場予測を行なっているが、今後5年間で最も成長するエンタテインメント産業は、インターネット、テレビ配信、テレビゲームになるだろうと発表している。

《2011年市場予測》 ※PwC「Global Entertainment and Media(E&M)Outlook 2007-2011」より

《2011年市場予測》 ※PwC「Global Entertainment and Media(E&M)Outlook 2007-2011」より


 デジタルとモバイル市場は、2011年までに1530億ドルに成長すると期待されており、パソコンやワイアレス機器、テレビなどのプラットフォームを使ったエンタテインメント系メディアは二桁成長となると考えられている。

 ワイアレスやブロードバンドを使用する家庭は今後も順調に増加していくと予想されており、ブロードバンド人口は3億人から5億4000万人に、ワイアレス人口は11億人から34億人に増加するとのことだ。

 PwCのジム・オ・ショーネシィー委員長は「コンテンツプロバイダーやテクノロジー関係の企業は、このような現状を踏まえて、お互いの新しい関係を模索し、デジタル時代のための新しいビジネスモデルを試していく必要があるだろう」と語る。

 インターネットを使った産業で特に発展するだろうと予想されている分野は広告。ネット広告関連の支出は、2006年の1770億ドルから、2011年には3320億ドルまで成長すると予想されている。同様に、テレビの流通市場も1610億ドルから2510億ドルまでの増加が予想されている。

 テレビゲームに関しては、次世代ワイアレスゲームプラットフォームにおけるインターネットを介したゲームが成長すると考えられており、それに基づき、オンラインゲーム市場の成長を促すと予想。市場のテレビゲーム関係の支出額は、現状の320億ドルから、5年後には490億ドルまで上昇すると予想されている。

 PwCの「Global Enter tainment and Media Outlook 2007-2011」は995ドルで販売されている。
( 角田早苗 )

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