第1回 女性サイト比較調査結果発表

【マーケティングリサーチ企画 antenna.】

2007年10月10日(水)

[ 56 号]

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジーが、女性サイト利用者から、利用状況と各サイトに対する評価を調査、分析。女性サイトを徹底比較! 女性サイトユーザの実態とニーズに迫る!
※「女性サイト比較調査」は過去5回にわたって行なわれており、調査資料として販売。07年度版は10月3日に発売され、本記事はその抜粋になる。
総合評価が一番高いのは『@cosme』! 2位と大差をつけて独走状態


 調査は今年8月7日から同月9日の3日間、インターネットで行った。有効回答数は899名。対象ジャンルは、総合女性サイト、美容(コスメ)サイト、ファションサイト、グルメ/料理サイト、妊娠・出産・育児サイトの5ジャンル。調査項目は(1)認知率、(2)訪問率、(3)定期訪問率、(4)総合満足度、(5)継続利用意向度、メールマガジン購読率、最もよく利用するサイトなど。
 調査項目の中でも(1)-(3)はアクセス状況を見る指標、(4)-(5)はユーザ評価を見る指標である。これら5項目を合算し、100点満点に計算しなおしたものが総合評価指数【表1】。
評価指数が高かったのは『@cosme』の80.71ポイント。2位は『ベルメゾンネット』64.94ポイント、3位に僅差で『nissen』63.68ポイントが続く。
アクセス数が多いからといって、ユーザの評価が高いとは限らない
 ここで注意したいのが、アクセス状況とユーザの評価は異なるということだ。項目別に見ると、総合評価1位の『@cosme』は「訪問率」「定期利用率」のいずれも1位の評価を得ており、アクセス状況では断トツに評価が高い結果となった。同サイトは今年1月のリニューアルで、ユーザの多様化するニーズを汲むべく、属性、嗜好性、利用目的ごとに対応できるようパーソナライズドサービスを強化したことが勝因といえるだろう。


 一方、『COOKPAD』は「総合満足度」「継続利用意向度」において1位の評価を得ており、ユーザ評価が高い結果となった。しかしながら、アクセス状況は「認知率」「訪問率」「定期訪問率」ともベスト10圏外である。今後は、認知率を高めることが優先課題となるだろう。
ネット販売と店頭販売、どちらを強みにするか
 サイトを利用して実際に行動に移したことのある指数が「影響指数」。具体的な行動として、商品を購入する、店に出向く、他のサイトで検索する、などの項目で算出された。
 影響力の高いサイトは『ORBIS THE NET』『@cosme』『magaseek』『DHC Online Shop』『ベルメゾンネット』。全般的にオンラインショッピングのサイトが多い中、「@cosme」「資生堂ネット」「COOKPAD」が健闘。
 これを見ると、オンラインショッピングと店に出向いての購入行動との間に必ずしも相乗効果があるとはいえず、どちらかに偏ることがわかる。サイトを購買のツールとして運用する際には、オンライン販売と店頭販売とどちらをメインに置くかの設定が肝要だといえよう。
昨年まで上位常連の『味の素レシピ大百科』が順位を落とす
 昨年の同調査において、総合満足度の第1位は3年連続「味の素レシピ大百科」であったが、今年は総合満足度3位と順位を落とした。同サイトは「レシピ検索」「動画レシピ」「料理基本Navi」など、工夫が凝らしてあり、他のサイトにも引けをとらない。各調査項目での数値も昨年より上がっており、高評価。これは他サイトの充実が目立ったため、相対的に上位を奪われたと見ていいだろう。
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■問い合わせ先 TEL:03-3560-1366 担当:安田・佐藤

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