
コグレマサト…1972年生まれ、浦和育ち。コンテンツ制作会社、インターネットサービスプロバイダー、ウェブ制作会社を経て、ブロガーに。インターネットで収集した気になるモノとコトを、ひとまわり拡張して提供し続けるブログ『ネタフル』(http://netafull.net/)を運営中。月間約100万PVいう驚異的なアクセス数をかせぐ。'04・'06年に、アルファブロガーに選出される。浦和レッズサポーター
常に新しいネタを提供し続ける人気ブログ「ネタフル」。そのブロガーのコグレさんは朝6時に起床してネタを探し、夕方の5時頃までブログの執筆に費やすという。ストイックを通り越して“鉄人”である。このインタビュー史上、一番変わっている方だと思う。和田: 著書の『クチコミの技術』読ませていただきました。評論家や研究家ではなく、ブロガーでしか書けないプラクティスなお話が書いてあってとても参考になりました。コグレさんのいまのお仕事について教えてもらえますか。
コグレ: 基本的にはブログを書くことが生活の中心です。それ以外はブログ関連のコンサルティングや執筆を依頼されることもありますね。
和田: 朝6時に起きて夕方5時までずっとブログを書いている、と聞いたのですが本当ですか。
コグレ: ええ、本当です。生活のサイクルは農家の人と一緒ですね(笑)早起きしてブログ書いて、家に帰って早めに寝て、っていう。もちろん具合が悪い時や2日酔いの時は更新できない場合もあります。ブログの更新が、そのまま健康状態に直結しています。長く更新しないと心配されますから(笑)
和田: かなり、すごい生活ですね(笑)コグレさんにとってブログを書くことは、どういう意味を持っているんでしょう。
コグレ: もともとバンドをやってたんですよ。で、作詞作曲をやってたんですね。自分でなにかを表現することが好きで、それがブログに変わったっていう。だから自己表現のひとつですね。感覚的にはライブをやっている感じに近いです。
和田: ライブをやっている感じっていうのは興味深いです。ウェブのこれから、について何か思っていることはありますか?
コグレ: うーん、今を捉えることに一生懸命であんまり先のことは考えていないっていうか。どうなってもいいなっていうか(笑)やっていることはモノを書く、情報を発信しているっていうことなんで、環境がどうなってもそれに合わせていくだけだと思っています。『コンテンツ イズ キング』っていう言葉がありますが。コンテンツを発信し続けることが、自分のしたいことなんで。短いスパンで予測みたいなのはできるんですけどね。今だと、iPhoneとかをみてて、いろいろインターフェイスが変わってくるのかなっていうのは思ってますけど。
和田: 1日20エントリー上げるとなると、毎日書く量はハンパではないと思うんですが、書くことは苦痛じゃないんですか。書く秘訣のようなもの、ありますか。
コグレ: 苦痛ではないですね。そもそも苦痛なものは書かないんです。自分が興味があったりとか関連してて、書けるものだけを書いています。ネタをみると、書くことは大体頭に浮かびますね。ずっとブログを書き続けてこれている人って、最初はたぶんほんとにただ続けてみてどうなるか見てみよう、という感じだったんだと思うんです。こうしよう、こうなりたい、っていうんじゃなくて。好きで続けたら、結果的にページビューが上がっていった、っていう。本にも書きましたけど、続けると見えてくる世界っていうのがあるんですよね。
和田: 続けることで突破するっていう、その成功体験っていうのは大きいですよね。ありがとうございました。
クリエーター新作紹介
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング(日経BP社)
コグレ マサト/いしたに まさき 著

インタビュアー 和田宗衛門
2006年、駄犬修一とクリエイティブユニット『LENS』結成。広告会社にてTV-CMやインタラクティブ広告など実績を残しつつ、多方面での人脈をいかしアーティストとして活動。2007年、コンセプチュアル・アートDVD『東京ヌードル』リリース。9月24日よりヴィレッジヴァンガードなどで本格発売。
連絡先:tokapeb@mac.com

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【インタビュアー】和田宗衛門
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