「社内コンペから生まれた新サービス!(後編)」

「ライブドアってどんな会社?」 (第38回)

2008年02月05日(火)

[ 70 号]

2か月間の開発期間を経て、サービスを開始したfixdap。スピーディな開発の裏側に隠された意外な苦労とは?


「サービスの検証に最も時間をかけましたね」と話す谷口氏。サービス実装が決定した直後から、自らの手でどんどん作り始めたという。自分が面白い、便利だと思ったサービスは自発的に開発していく。この貪欲さがあってこそ、他に類を見ないサービスを生み出せるのであろう。

 「使い方は分かりやすく、機能のみをシンプルに」と呪文のように唱えながら開発し続ける日々。

 一番苦労した点はデザインだったという。書き込まれた情報を邪魔することない、シンプルなデザインと未来的な色使いは海外サービスと見間違えてしまうほどだ。実際に、「こんなデザイン見たことない」と反響も大きかったという。

 インターフェイス等、基本のデザインが決定すると、次は下層ページのデザイン作成を開始する。
CGMコンテンツにおけるデザインの難しさは、「多様な条件分岐により、ユーザーによってページの見え方が異なる」という所にある。「デザイナーに、デザインの概要を伝えていくには、まず自分が完全に理解している必要があります」と、「fixdap」以外にも複数のCGM系コンテンツを担当している櫛井氏は言う。「fixdap」の開発期間中は改めて勉強させられたという。

 また、現在は一種類のみのデザインだが、2月中にユーザーが選べるテンプレート機能を追加する。これも、「気に入ったデザインで楽しく使って欲しい」という思いからだ。

 fixdapの今後の目標は? との問いに、「とにかく大勢の人に使って欲しい」と両氏は口をそろえる。「fixdapがなかった頃、どうやって仕事をしていたのか分からない。というくらい毎日に浸透させたいですね」と熱い思いを語る谷口氏。

 「社内コンペから誕生した新サービスを、自己満足では終わらせたくないんです。使ってくれる人がいるからこそのツールですから、サービス向上への努力は惜しみません」と櫛井氏も続ける。

 社内コンペは今後も続けていくという。「fixdap」に続く新サービスが生まれる日もそう遠くはないであろう。

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