
近藤: 今回は日本を代表するEコマースカンパニー・株式会社ネットプライスの佐藤社長にお話を伺います。まずは、業務形態や収益の柱などをお聞かせ願えますか?
佐藤社長: 先般の業務提携を通じて、新しいeコマースビジネスを昨年の12月にリリースしたり、グループ企業として、ネットを様々な形で活用した事業の種が芽になってきたりといったところです。
うちの業務形態の共通したところとしてはネット時代の流通ビジネスですね。インターネットがあるからこそできる流通ビジネスの業務態を一つ一つ作っていって、将来はそれを結びつけて一つの強いグループを作ろうという考えで頑張っています。1年前に比べると、会社として非常に大きく成長しましたし、業界のノウハウをビジネスに生かせるようになってきたと思います。僕らのグループというのは、ネット流通革命を起こす同志的なつながりといった感じで、20代の独立心旺盛な社長がいっぱいいて、それぞれの専門分野でそれぞれが業務態作りを頑張っています。僕の役割は、その業務態をくっつけたり、苦境のときなどの側面後方支援をしたり、人材供給をしたりすることですね。そういう風にしてEコマースの生態系をみんなで作っているという感じです。
僕は32歳なんですが、僕らの世代には自分でビジネスを作りたいという人が多いので、双方の意思を尊重しますし、でも困ったときには助け合う、といった非常に有機的なつながりを重視したグループになっています。
最近では、他の企業さんから業務について相談を受けることも増えまして、うちのグループ内のこの業務態と組み合わせたら、面白くなるんじゃないというような場合には、仲間を増やすじゃないですけど、一緒に頑張っていこうということも多くなってきましたね。
近藤: なるほど、よくわかりました。では、お話にも出ましたM&A、吸収合併を行うとして、相手企業に求めるポイントや能力の基準というようなものはありますか?
佐藤社長: やはり視点が独創的かどうかだと思っています。その事業を展開することで、どんなメリットをユーザーに提供できるか、ということです。今の時代、ものまねの事業はいよいよ上手くいきません。ですから、そのビジネスを通じてユーザーにどのような価値を提供するのか、が明確であれば、金銭面などは補間できるので、提携を結ぶと思いますね。ものまねでないことが重要です。あとは、相性もありますね。お金儲けだけではないので、継続的にお互いの価値観を共有できるかどうかも、凄く大事にしています。
M&Aというよりは、ビジネス連携、協業ですよね。僕はビジネスを作るのが好きなんですが、実行するのは各々の企業の社長さんですから。やってやるぞと本気になった社長さんのパワーは計り知れません。買収しようという感覚ではなく、一緒にやるということです。ピラミッド型の企業形態はネット社会にふさわしくないと思いますから、僕はこの形が未来型かなぁと思ってやっています。(つづく)
日本のEコマースマーケットで一際輝くネットプライス。インターネットの流通分野において、各企業と相互連携し合いながら自社の成長・市場革新を目指し、従来の既成概念に囚われない柔軟な組織形態を形作っています。グループ企業含めてこれからも目が離せませんね(近藤)
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【インタビュアー】MEDIA EXPRESS 近藤誠
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