
近藤: 競争が激しいeコマースのマーケットですが、他の企業との区別化・差別化を図るときに心掛けていることはありますか?
佐藤社長: 一つは時流に乗ることですね。世の中の流れってありますから。環境問題、少子化問題などです。ですから、やろうとしているビジネスモデルが時代に即しているのかどうかは、重要な点ですね。流れに逆らっちゃだめですよ。でもぶっちゃけて言うと、他社との比較はあまりしないです。チェックはしていますが、あまりそこにこだわりすぎていてもしょうがないというのがあります。これはこうするのがいい、と定義するのは自分たち自身だと思っていますから。他社との比較で生まれてくるものではないと考えています。
近藤: では、今後、PCとモバイルがつながっていくような時代になると思うのですが、eコマースの展望はどうお考えですか?
佐藤社長: 今、いろいろな話がうごめいていると思いますが、必然的な問題として、どこにいてもネットにつながる時代はやってくると思います。でもこれは一様に起きる変化なので、ビジネスとしては、うちのグループであれば、ギャザリングならギャザリング、他のサービスならそのサービスの強さを見極めていくことが大事だと思います。
もう一つグローバル規模で見ると、やはり国境を越えないとだめだと思います。今の10倍20倍のビジネス規模になることは、国内では期待できませんから。せいぜい2倍がいいところでしょうから、やはり海外市場は大きいと思います。
近藤: それは、今からベンチャー企業を起こそうという人にも言えることで、企業を立ち上げる段階で海外も視野に入れておいたほうがいいということでしょうか?
佐藤社長: そうですね。実際に、そういう人が多いですよね。企業を立ち上げる方ってみんな嗅覚鋭いじゃないですか? それは凄く大事だと思っていまして、流れを機敏に読む方っていうのは強いですよ。やはり世界に照準を合わせて今のビジネスを見直すこと、これが今後のキーだと思いますね。
(つづく)
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【インタビュアー】MEDIA EXPRESS 近藤誠
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