7月3日、東京・六本木で「Wi-Fi Allianceメディアブリーフィング2008」が行われた。ブリーフィング前半はWi-Fi Allianceのマーケティング・ディレクタ、ケリー・デイヴィス・フェルナー氏の、後半はシスコシステムズ合同会社・テクニカル・ディベロップメント・プロジェクトマネージャ、竹山哲治氏の講演が行われ、最後に質疑応答がなされた。
Wi-Fi Allianceは、WLAN(無線LAN)の推進を目的とする国際的な非営利団体。世界に300社以上のメンバーを持ち、日本からも56企業が参加している。今回、同団体は新しい認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」を規定し、ケリー氏がこの紹介を行った。これは、音声アプリケーション向けの認定プログラムだ。Wi-Fi環境では、データ、オーディオ、音声、動画などの各データストリームの帯域幅が競合しているが、音声データは他のデータとは異なり、送信遅延などで音声の途切れが発生すると聞き取ることができなくなり、データ自体に意味がなくなってしまう。そのため、音声データのトラフィックは最優先が必須となる。認定プログラムはこうした処理を検証するためのものとのこと。
昨今、VoIP(ボイス・オーバー・インターネットプロトコル)や音声通話に対応した機器が増加・普及し、ユーザーはWi-Fiネットワークを通じて音声通話を送受信できるようになった。ABIリサーチによると、Wi-Fi携帯端末の出荷実績は、2012年にはおよそ5億台に、Wi-Fi市場全体に対する携帯電話の占有率はおよそ30%の見込みと、今後もかなりの増加が見込まれている。
認定プログラムのテストでは、実際のネットワークのトラフィックストリームを想定した負荷環境でパフォーマンスをテストする。音声コール4台とデータトラフィック1台と動画トラフィック1台で行い、パフォーマンスの評価基準は、パケットロスが1%未満、レイテンシ(待ち時間)と最大ジッタ(遅延時間のゆらぎ)がそれぞれ50ミリ秒以下と厳しく設定されている。
ケリー氏は次いで、次世代のWi-Fi規格802.11nドラフト2.0の現状について説明し、「最大信号レートが300Mbpsの11nドラフト2.0は、現在までに38のエンタープライズ・インフラストラクチャ製品が認定されている」と語った。既に幅広いベンダ選択ができる訳だ。
シスコの竹山氏は、同社の次世代ワイアレスとWi-Fiの取り組みについて講演。同社は、802.11nドラフト2.0を搭載した機器をいち早く顧客に提供し、さらに顧客の要望などを積極的にWi-Fi Allianceにフィードバックし、標準化に協力しているという。
質疑応答では、802.11nドラフトの導入分野として、例えば米国の医療関係など、画像を高速に送りたいニーズのある企業が挙げられていた。また、802.11nの具体的なリリース時期について、2009年7月でほぼ決定、ドラフト2.0とは100%互換性ありとの回答があった。
Wi-Fi Allianceは、WLAN(無線LAN)の推進を目的とする国際的な非営利団体。世界に300社以上のメンバーを持ち、日本からも56企業が参加している。今回、同団体は新しい認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Voice-Personal」を規定し、ケリー氏がこの紹介を行った。これは、音声アプリケーション向けの認定プログラムだ。Wi-Fi環境では、データ、オーディオ、音声、動画などの各データストリームの帯域幅が競合しているが、音声データは他のデータとは異なり、送信遅延などで音声の途切れが発生すると聞き取ることができなくなり、データ自体に意味がなくなってしまう。そのため、音声データのトラフィックは最優先が必須となる。認定プログラムはこうした処理を検証するためのものとのこと。

Wi-Fi Allianceのケリー・デイヴィス・フェルナー氏
昨今、VoIP(ボイス・オーバー・インターネットプロトコル)や音声通話に対応した機器が増加・普及し、ユーザーはWi-Fiネットワークを通じて音声通話を送受信できるようになった。ABIリサーチによると、Wi-Fi携帯端末の出荷実績は、2012年にはおよそ5億台に、Wi-Fi市場全体に対する携帯電話の占有率はおよそ30%の見込みと、今後もかなりの増加が見込まれている。
認定プログラムのテストでは、実際のネットワークのトラフィックストリームを想定した負荷環境でパフォーマンスをテストする。音声コール4台とデータトラフィック1台と動画トラフィック1台で行い、パフォーマンスの評価基準は、パケットロスが1%未満、レイテンシ(待ち時間)と最大ジッタ(遅延時間のゆらぎ)がそれぞれ50ミリ秒以下と厳しく設定されている。
ケリー氏は次いで、次世代のWi-Fi規格802.11nドラフト2.0の現状について説明し、「最大信号レートが300Mbpsの11nドラフト2.0は、現在までに38のエンタープライズ・インフラストラクチャ製品が認定されている」と語った。既に幅広いベンダ選択ができる訳だ。
シスコの竹山氏は、同社の次世代ワイアレスとWi-Fiの取り組みについて講演。同社は、802.11nドラフト2.0を搭載した機器をいち早く顧客に提供し、さらに顧客の要望などを積極的にWi-Fi Allianceにフィードバックし、標準化に協力しているという。

ワイヤレスはどんどん進化している
質疑応答では、802.11nドラフトの導入分野として、例えば米国の医療関係など、画像を高速に送りたいニーズのある企業が挙げられていた。また、802.11nの具体的なリリース時期について、2009年7月でほぼ決定、ドラフト2.0とは100%互換性ありとの回答があった。
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角田早苗
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『 Wi-Fi Alliance、音声品質の認定プログラム開始 』に対する






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