表情豊かな3Dモデルを作る。それはこれまで3Dのレンダリング等、PCのパワーと工数を必要とする作業だった。
この3Dモデル作成を、たった一枚の写真から行い、表情をつけたりしゃべらせたりする技術を開発したのが、ソニー 木原研究所の研究成果から生まれた「モーションポートレート」だ。主要メンバーが研究所からカーブアウトし、モーションポートレート株式会社を設立。その販売を手がけている。
この技術の画期的なところは、一枚の写真からほんの10秒ほどで3Dモデルを作成し、表情エンジンに設定されている32通りの表情をコントロールすることができる点だ。目、鼻、口などを自動認識し、表情を作る。笑顔になったりマウスカーソルを視線が追随したり、特徴的な表情などを設定すればそれらも利用できる。
さらにリップシンク機能によって、しゃべる内容に合わせて口もとが動く。これはリアルタイム処理も可能だ。
サイトのトップページで動いている受付嬢はその成果だ。瞬きしたり、笑ったり、しゃべったりを非常にスムーズに行っており、一枚の写真から作成されたものとは思えない動きだ。さらにサイト内にはアニメキャラなどの動きもデモ映像として提供されているが、驚くのは、肩と胸が呼吸に合わせて動いている点。いままで2Dの、あまり表情のなかったアニメキャラが実際に息づいて見えるのはかなりの衝撃だ。アニメキャラはこれまで1秒12コマ程度の動きが普通だったが、この中では60コマで動いているという。
現在、パッケージソフトとしての展開ではなく、BtoBでの展開がメインだが、「アニメやゲーム業界からの問い合わせは多い」と語るのは、取締役である吉森正治氏。またやはり3Dということでセカンドライフのアバターへの転用などの相談もあるようだ。ただ現在のモーションポートレートは平面的な3Dであり、セカンドライフなどのようなフル3D環境で動かせるようには作られていない。看板広告やモニター越しの活用などを検討しているようだ。今後、誰でも好きな写真を使ってモーションポートレートが作成できる仕組みを提供予定とのこと。
先週開催されたシーテックでは販売代理店であるシリコンスタジオ社によるデモも行われていた。筆者も早速3Dモデルを作ってもらったが、確かに撮影から10秒程度で自分の顔がモデリングされ、喋ったり歌ったりするのはとても新鮮な驚きだ。眼鏡をかけたり髪型を変えたりということも簡単にできるようで、美容院での髪型チェックやオンラインの眼鏡ショップなど、活用範囲は広そうだ。
このモーションポートレート機能を取り込んだ最初のソフトウェアが、年末に予定されているPSP用のビッグタイトル「涼宮ハルヒの約束」だ。大ヒットアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の初ゲーム化となるタイトルで、すでに専用サイト(http://b.bngi-channel.jp/psp-haruhi/)ではハルヒのサンプルが動いている。活き活きとした姿を見て、モーションポートレイトの可能性を感じて欲しい。
この3Dモデル作成を、たった一枚の写真から行い、表情をつけたりしゃべらせたりする技術を開発したのが、ソニー 木原研究所の研究成果から生まれた「モーションポートレート」だ。主要メンバーが研究所からカーブアウトし、モーションポートレート株式会社を設立。その販売を手がけている。

モーションポートレートのHP(http://www.motionportrait.com/)
この技術の画期的なところは、一枚の写真からほんの10秒ほどで3Dモデルを作成し、表情エンジンに設定されている32通りの表情をコントロールすることができる点だ。目、鼻、口などを自動認識し、表情を作る。笑顔になったりマウスカーソルを視線が追随したり、特徴的な表情などを設定すればそれらも利用できる。
さらにリップシンク機能によって、しゃべる内容に合わせて口もとが動く。これはリアルタイム処理も可能だ。
サイトのトップページで動いている受付嬢はその成果だ。瞬きしたり、笑ったり、しゃべったりを非常にスムーズに行っており、一枚の写真から作成されたものとは思えない動きだ。さらにサイト内にはアニメキャラなどの動きもデモ映像として提供されているが、驚くのは、肩と胸が呼吸に合わせて動いている点。いままで2Dの、あまり表情のなかったアニメキャラが実際に息づいて見えるのはかなりの衝撃だ。アニメキャラはこれまで1秒12コマ程度の動きが普通だったが、この中では60コマで動いているという。
現在、パッケージソフトとしての展開ではなく、BtoBでの展開がメインだが、「アニメやゲーム業界からの問い合わせは多い」と語るのは、取締役である吉森正治氏。またやはり3Dということでセカンドライフのアバターへの転用などの相談もあるようだ。ただ現在のモーションポートレートは平面的な3Dであり、セカンドライフなどのようなフル3D環境で動かせるようには作られていない。看板広告やモニター越しの活用などを検討しているようだ。今後、誰でも好きな写真を使ってモーションポートレートが作成できる仕組みを提供予定とのこと。
先週開催されたシーテックでは販売代理店であるシリコンスタジオ社によるデモも行われていた。筆者も早速3Dモデルを作ってもらったが、確かに撮影から10秒程度で自分の顔がモデリングされ、喋ったり歌ったりするのはとても新鮮な驚きだ。眼鏡をかけたり髪型を変えたりということも簡単にできるようで、美容院での髪型チェックやオンラインの眼鏡ショップなど、活用範囲は広そうだ。
このモーションポートレート機能を取り込んだ最初のソフトウェアが、年末に予定されているPSP用のビッグタイトル「涼宮ハルヒの約束」だ。大ヒットアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の初ゲーム化となるタイトルで、すでに専用サイト(http://b.bngi-channel.jp/psp-haruhi/)ではハルヒのサンプルが動いている。活き活きとした姿を見て、モーションポートレイトの可能性を感じて欲しい。
(
矢橋司
)
キーワード
関連リンク
記事についてのご意見・ご感想
『 1枚の写真から3Dモデルを自動作成 』に対する






ページの先頭へ
