3PAR、「Nearline for Online」を発表

2008年03月25日(火)

[ 77 号]

 ユーティリティ・ストレージの3PAR(本社:米国カリフォルニア州フリーモント/日本法人:3PAR株式会社、東京・千代田、エイドリアル・ラレス代表取締役社長)は、コスト効率の良いストレージテクノロジー「Nearline for Online」を、3月18日に発表した。

 3PAR Nearline for Onlineは、プレミアム・ファイバー・チャンネルが必要な、要件の厳しいオンライン・アプリケーションを含むあらゆるアプリケーションで、大容量、低コストのエンタープライズ・クラスSATAが使える。3PARユーティリティ・ストレージの顧客は、ニアライン・ディスク・ドライブ・テクノロジーだけで、オンライン/ニアラインアプリとも、大規模拡張可能な単一のシステムに統合できるのだ。

 Cedar Document Technologies社のサービス・オペレーション部門ディレクターTony Tarone氏は言う。「3PARのシンプルで効率的な階層型ストレージ・プラットフォームは、ビジネス基盤を拡大してくれた。また、他社のソリューションでニアラインに全面移行するのは実用的ではなかったが、3PARのソリューションが、Cedarのコストを節減してくれた」

 今までのストレージ・システムでは、プレミアム・ファイバー・チャンネル・ドライブは「オンライン」アプリケーション用。エンタープライズ・クラスのSATAドライブは、要件がさほど厳しくない「ニアライン」アプリケーション(アーカイブ、バックアップ、低コストのレプリケーションなど)用となっていた。だが、3PARの Nearline for Onlineを使えば、オンラインとニアライン両方のアプリケーションに、コスト効率に優れたニアライン・ドライブだけを安心して使えるようになる。


 3PAR Nearline for Onlineには、
●すべてのエンタープライズ・クラスSATAドライブを幅広くデータ・ストライピングする「目標達成型仮想化ストレージ・プラットフォーム」
●146GB FCドライブ、400GB FCドライブと、750GBエンタープライズ・クラスSATAドライブを含む、仮想化プラットフォーム上に作られる、「階層型ストレージ・アレイ内でのニアライン・ドライブ・テクノロジー」
●障害ドライブ全体ではなく、壊れた「チャンクレット」だけを再構築するため、ドライブ群に分散配置された関連「RAID化チャンクレット」からデータを取得できる「Rapid RAID Rebuild」といった、3つの3PARユーティリティ・ストレージテクノロジーが生きている。

 3PARの社長兼CEOデビッド・スコット氏は、「弊社のお客様は、複数のストレージ階層を3PAR ユーティリティ・ストレージに統合することにより、コストを節減しています。Nearline for Onlineで、さらに低コストで弾力性のあるデータ・ストレージ基盤を構築しやすくなりました。これは、3PARの高度な仮想化ストレージ・プラットフォームが可能にしているのです」と語っている。
( 安居院文男 )


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