低価格・大容量化がすすむ「動画広告」 [ダブルクリック]

2008年04月22日(火)

[ 81 号]

 ブロードバンドの急速な普及を背景に、インターネット広告の世界でも動画を使った、より動きのある広告コンテンツが主流を占めつつある。いわゆるリッチメディア広告だ。そうした中でダブルクリック株式会社の提供する「DoubleClick Rich Media & Video」は、動画を始め10種類以上のクリエイティブタイプに対応。更に広告の入稿プロセスの簡略化や広告の閲覧データの取得・計測までの機能を備えた、画期的なリッチメディア広告ソリューションだ。

映画「Knocked Up」での導入事例。「キャンペーンサイトが一つの動画CMにまとまったイメージです」(吉田氏) http://www.dartmotif.com/gallery/examples/universal-pictures-knocked-up.asp

映画「Knocked Up」での導入事例。「キャンペーンサイトが一つの動画CMにまとまったイメージです」(吉田氏) http://www.dartmotif.com/gallery/examples/universal-pictures-knocked-up.asp


アドビと共同開発広告配信ツール

 「ここ1年くらい、バナー広告の成長が鈍化してきていますが、この打開策の可能性の一つとして、いま動画広告に注目が集まっています。しかし一般的に動画コンテンツはファイル容量が大きく、また技術的にも難しくなりがちで、広告の送り手・作り手にとってはハードルが高かったのも事実です」と、同社Webビジネス事業本部マネジャーの吉田純一氏は現状を語る。

吉田氏「昨年は、エンタメ系・ファッション系企業などの導入がありました」

吉田氏「昨年は、エンタメ系・ファッション系企業などの導入がありました」


 そうしたリッチメディア広告を簡単かつスピーディに配信でき、かつ配信インフラにも負荷を与えず、しかも低コストという画期的なツールが、同社がアドビシステムズと共同開発したリッチメディア広告ソリューション「DoubleClick Rich Media & Video」だ。

1回のコスト0.3円 10MBまで配信可

 「『DoubleClick Rich Media & Video』の大きな特長は2つあります。まず、配信容量が従来のアドサーバと比べて圧倒的に大きいこと。従来は国内の最大規模のアドサーバでも1~2MB程度のflvファイル送信がやっとでした。しかしこの製品ならば10MBまで大丈夫です。これは通常の画質のコンテンツならば、7~8分の動画の容量に相当します。アドサーバとしては、非常に大きな容量になります。もう一つのメリットは、非常に低価格である点。1回の配信コストが0.3円で、業界平均の5分の1くらいで済みます。つまり、大容量の動画を圧倒的な安さで、しかも安定したサーバ環境で配信できるのです」。

 また、動画広告を配信する際も、ビデオのアップロードと計測タグの設定が同じ画面で操作できるので、作業効率も大幅にあがるという。

 「動画広告であれば、ビデオ再生回数、視聴時間、視聴率など、フローティング広告やエキスパンド広告であれば、マウスオーバーされた回数や時間など、ユーザのアクションを正確に計測する事ができます。広告主や媒体社にとって、本当に必要なマーケティングデータの取得が可能になります」。

 今までのように“動画を流す”だけで満足しては意味がない。リッチメディア広告でのアクセスデータを集めてマーケティングに活用していけるツールは「DoubleClick Rich Media & Video」が初めてと吉田氏は胸を張る。2007年4月のリリースからすでに20社以上の導入実績を築いた同製品が、今後もリッチメディア広告市場をリードしていくのは間違いないだろう。

お問合せ先
ダブルクリック株式会社 Webビジネス事業本部
http://www.doubleclick.ne.jp/products/rmv/
電話:03-5718-8650
( 文:工藤淳、写真:更科智子 )

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