エンタープライズ2.0企画《マッシュアップ・SaaS連携の今》

[@Tovas × feedpath Zebra]

2007年06月19日(火)

[ 41 号]

feedpath Zebraと@TovasのSaaS連携

feedpath Zebraと@TovasのSaaS連携


 コクヨとフィードパスが、6月7日にエンタープライズ2.0ソリューションを共同開発したと発表した。コクヨのビジネス文書流通プラットホーム「@Tovas(あっととばす)」とフィードパスのSaaS連携ウェブメールシステム「feedpath Zebra」のコラボレーションだ。両社のキーマンにお話を伺った。

コクヨ山崎氏「@Tovasは7月でサービスインから 丸3年、190社に導入されています」

コクヨ山崎氏「@Tovasは7月でサービスインから 丸3年、190社に導入されています」


 コクヨ株式会社のRDIセンター@Tovas事業部、事業部長の山崎篤氏は、「コクヨは創立102年の長い歴史を持つ会社。今やビジネス文書は電子化が主流となりつつありますが、これらの元祖は大正時代からある紙伝票や領収書です。ビジネス文書は、いつ誰がどこに送ったか、きちんと届いたか、などの情報が重要になります。それは紙伝票の時代から電子化された現在まで変わっていません」と語る。

 「@Tovasは『はかどり』をテーマにした、ビジネス文書の流通・交換プラットホームです。機密文書をセキュアに送信し、送信や受信履歴のトレースを流通情報の記録として保存しご提供します。これらの記録は、内部統制に有効な形での、監査証跡の記録としてお使いいただけます。また、相手の方に送付した文書に追記をし返送してもらうファイル往復便や、大容量ファイルの送受信など、ビジネス文書に特化した様々なサービスにも対応しています」(同氏)

 今まで@Tovasはウィンドウズ対応のクライアントソフトや、基幹システムへの組み込み等の提供だけだったが、今回のコラボでfeedpath Zebraから簡単に使えるようになったという。

フィードパス岩上氏「将来は文書の重要度を自動認識する機能も」

フィードパス岩上氏「将来は文書の重要度を自動認識する機能も」


 「feedpath ZebraはSaaS型アプリケーション連携が可能なエンタープライズ2.0型ウェブメールサービスです。Zimlet(ジムレット)と呼ばれるプラグインソフトウェアを追加していくことにより、様々なウェブサービスとのマッシュアップが可能になります。今回の共同開発により、feedpath Zebraに『@Tovas送信ボタン』が追加されました。これを押すだけで、添付ファイル付きメールを@Tovas経由で送信することが可能です。今までのように、@Tovas専用クライアントを立ち上げる必要がなくなりました」とフィードパス株式会社、技術開発本部マネージャーの岩上由高氏は語る。

@Tovasボタンを押すだけで安全に文書を送信

@Tovasボタンを押すだけで安全に文書を送信


 今回開発された製品のファーストユーザーは、法人の顧客を対象に営業部門を支援するアウトソーシングサービスを提供する、株式会社エムエム総研。機密文書を大量に扱う同社にとって、ビジネス文書をセキュアに送信でき、流通フローをトレースできるこのエンタープライズ2.0ソリューションは、うってつけのサービスと言えよう。
( 角田早苗 )

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