「OPAST」発表

新モバイル・アドマーケットプレイス

2008年05月13日(火)

[ 82 号]

 サーチテリア株式会社は、4月23日、モバイル広告の新サービス「OPAST(OPtimized Ads by SearchTeria、オーパスト)」を発表した。6月上旬から開始予定だ。

 広告主・代理店と媒体社とを繋ぐ広告取引市場「アドマーケットプレイス」型のモバイル広告プラットフォームとして提供。配信実績に基づく高精度データと、最適化配信により、広告主・代理店は、メディアプランニングをはじめとする出稿業務の効率化が可能となる。更に、複数の配信・課金・原稿タイプを選択し、多角度からテストしながら広告出稿の計画と実行ができ、無駄な出稿費を低減した出稿予算の最適化を実現。媒体社は、ユーザーニーズにマッチした広告を適切価格で配信できるため、広告収益最大化へ結び付けられる。

 「ニーズマッチ配信」「オファー配信」2種を用意。前者は広告主・代理店の出稿広告を、ニーズある媒体を分析の上、自動配信する。課金タイプはクリック課金型。後者は媒体社や掲載期間、露出数などを広告主・代理店が自由に指定して配信できる。「ニーズマッチ配信」よりも優先的に配信され、インプレッション課金型となる。

「ニーズマッチ配信」のイメージ。バナーやテキスト、GIFアニメなど、クリエイティブ毎の分析や、媒体別広告掲載レポートの確認も可能。一方の「オファー配信」は、露出を一定量確保したい場合や、他マス媒体との兼ね合いから、掲載期間をコントロールしたい場合などに適す

「ニーズマッチ配信」のイメージ。バナーやテキスト、GIFアニメなど、クリエイティブ毎の分析や、媒体別広告掲載レポートの確認も可能。一方の「オファー配信」は、露出を一定量確保したい場合や、他マス媒体との兼ね合いから、掲載期間をコントロールしたい場合などに適す


 同日行われた発表会で、同社代表取締役社長兼CEOの中橋義博氏は、 「新広告商品ではなく、新たなモバイル広告のプラットフォームという位置付け。アドマーケットプレイスに、各社の声を存分に取り入れ、弊社のマッチング配信技術を融合させた」と紹介した。

 同社代表取締役の三浦光氏がサービス特徴を説明。モバイル広告市場が急激に拡大した一方で、広告主・代理店のメディアプラン構築が難しくなっている現状の課題を挙げ、「海外のPCインターネット広告では、徐々にアドマーケットプレイスがメインストリームとなりつつあり、モバイルでも、今年2月からアドモブ社が日本に進出している。本サービスは同形態を採るも、似て非なるもの」と、単なる広告枠受発注の仕組みでなく、広告出稿業務の効率化と、広告出稿予算の最適化の2点を重視して開発した旨を述べた。

 発表会には、パートナー企業として、アフィリエイトサービス「アクセストレード」を運営する株式会社インタースペース代表取締役社長・河端伸一郎氏と、アイウエアショップ「Zoff」を手掛ける株式会社インターメスティック広報企画担当・塚田貴彦氏が出席し利用メリットを語った。

左から、サーチテリア三浦氏、インターメスティック塚田氏、サーチテリア中橋氏、インタースペース河端氏、サーチテリア代表取締役兼COOの滝田秀樹氏

左から、サーチテリア三浦氏、インターメスティック塚田氏、サーチテリア中橋氏、インタースペース河端氏、サーチテリア代表取締役兼COOの滝田秀樹氏


 新型国産アドマーケットプレイスの登場で、益々の市場活性化が予測される。なお、オーパストは、将来的には世界のマーケットで展開する計画だという。
( 森村康久、写真:更科智子 )


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