日本レコード協会は、最新の音楽情報を、アジアをはじめ海外に発信するポータルサイト「日本音楽娯楽快線」(中国名=日本明星官方網站、英語名=JAPAN MUSIC ENTERTAINMENT)を開設した。同協会の「海外市場拡大委員会」を中心に運営されており、レコード産業の海外展開をこれまでの単発的なものから、継続・持続性あるものへ転換させようという狙いがある。なお、日本は官民連携による知的財産立国を目指し、音楽やアニメなどの国際化を促進しており、このポータルサイト開設にあたっても経産省のバックアップがある。
「海外では公式な音楽情報を定期的に国外へ向けて提供することが進んでいる。特にネットや海賊版に厳しい韓国では、国を挙げて取り組んでおり、国外のニーズを掘り起こすことに成功している。これまで日本レコード協会は、海外でのライブやイベントで成果を上げてきたが、あくまで“点”としての取り組みだった。日本の音楽を海外へより浸透させるには、継続した情報発信が必要であり、このサイトはそのための軸としていきたい」(同協会広報担当・新屋泰造氏)
現在のアクセスは「国内からがほとんど」だが、海外へのプロモーションがまだ具体的に行われていないのも事実である。つまり、裏を返せば、英語と中国語であるにもかかわらず、舌の肥えた日本のファンから反響を得られたことは、アプローチひとつでアッという間に浸透する可能性を示唆している。また、コンテンツが総合エンターテインメントサイト「ORICON STYLE」のニュースやランキング、新曲情報に寄りかかっている現状から、レコード会社のプロモーションの場へ発展することも予想され、内容的に大きな伸びしろを残している点も強調できるだろう。
「各レーベルが自由なことをできるプラットフォーム。中国語のメッセージや歌詞そのものの発信あたりに始まって、さまざまな広がりを見せるだろう。財団法人音楽産業・文化振興財団(※)と直接アライアンスを結んでいるので、認知度アップにはそう時間はかからないはず。多言語化については、発信先に合わせてカスタマイズが必要になってくる。中国語、英語版のPVを見ながら検討することになろう」
歴史ある組織が整備された公式情報を発信
ちなみに日本レコード協会は文化庁所管の社団法人で、メジャー系のレコード会社を中心に正会員20社、準会員10社から構成されている。この手の歴史ある組織を持つことは、アニメやゲームコンテンツに対して強みであろう。無論、海賊版が横行するアジア各国へ、整備された公式情報が発信されることは、知的財産保護の観点から何より重要だからである。

レコード会社のプロモーションの場へ発展することも予想され、今後どのような姿へ変ぼうを遂げるか興味深い
「海外では公式な音楽情報を定期的に国外へ向けて提供することが進んでいる。特にネットや海賊版に厳しい韓国では、国を挙げて取り組んでおり、国外のニーズを掘り起こすことに成功している。これまで日本レコード協会は、海外でのライブやイベントで成果を上げてきたが、あくまで“点”としての取り組みだった。日本の音楽を海外へより浸透させるには、継続した情報発信が必要であり、このサイトはそのための軸としていきたい」(同協会広報担当・新屋泰造氏)
現在のアクセスは「国内からがほとんど」だが、海外へのプロモーションがまだ具体的に行われていないのも事実である。つまり、裏を返せば、英語と中国語であるにもかかわらず、舌の肥えた日本のファンから反響を得られたことは、アプローチひとつでアッという間に浸透する可能性を示唆している。また、コンテンツが総合エンターテインメントサイト「ORICON STYLE」のニュースやランキング、新曲情報に寄りかかっている現状から、レコード会社のプロモーションの場へ発展することも予想され、内容的に大きな伸びしろを残している点も強調できるだろう。
「各レーベルが自由なことをできるプラットフォーム。中国語のメッセージや歌詞そのものの発信あたりに始まって、さまざまな広がりを見せるだろう。財団法人音楽産業・文化振興財団(※)と直接アライアンスを結んでいるので、認知度アップにはそう時間はかからないはず。多言語化については、発信先に合わせてカスタマイズが必要になってくる。中国語、英語版のPVを見ながら検討することになろう」
歴史ある組織が整備された公式情報を発信
ちなみに日本レコード協会は文化庁所管の社団法人で、メジャー系のレコード会社を中心に正会員20社、準会員10社から構成されている。この手の歴史ある組織を持つことは、アニメやゲームコンテンツに対して強みであろう。無論、海賊版が横行するアジア各国へ、整備された公式情報が発信されることは、知的財産保護の観点から何より重要だからである。
※財団法人音楽産業・文化振興財団(PROMIC)=国際的レベルでの音楽産業・文化の振興を図り、日本経済の発展と文化向上に寄与することを目的として、1993年に設立された。アジアをはじめ、世界の音楽産業、音楽文化に関する調査、研究、普及、啓発、研修活動を行っている。
(
板垣威史
)
記事についてのご意見・ご感想
『 日本レコード協会、海外へ情報発信するポータルサイト「日本音楽娯楽快線」を開設 』に対する






ページの先頭へ
