《注目企業》 株式会社ハイパーボックス「BlueCase」、BTO型ハウジングに強み

2008年07月08日(火)

[ 90 号]

 ホスティングやハウジングサービス事業を行う株式会社ハイパーボックス(東京・中央、深田太郎代表取締役)は、24時間・365日無休のサポートと有人監視サービスを行っている。これらのサービスは、同社社員が直接行っているため、スピードの速さと対応力の高さが自慢だ。加えて、顧客のきめ細かなニーズに対応するBTO(Build To Order)型のハウジングサービス「BlueCase」は、他社の追随を許さない大きな特徴がある。

「どのような技術レベルのお客様でも満足していただけるようなサービスをご提供することを心がけています」と話す深田太郎代表取締役

「どのような技術レベルのお客様でも満足していただけるようなサービスをご提供することを心がけています」と話す深田太郎代表取締役


 ハイパーボックスはホスティングで培ったサポートのノウハウをハウジングにも活用している。サーバの運用から保守にいたるまで、マネージドサービスを提供することで、従来の単なる回線やスペース貸しとは一線を画す。同サービスの中で、年中無休の有人監視業務を担っているのは、派遣でも外部委託事業者でもない。同社の社員がシフトを組み、顧客からの電話やメールでの問い合わせに応じているのだ。そのため、95%は24時間以内に何らかの回答がなされるという。

 「お客様からの最初のご連絡はデータセンター併設のサポートセンターで対応します。サーバ障害が起きた場合、まず一次対応として各種チェックやリブート処理などに30分程度かかります。それだけでは対処できない場合、隣接する社宅在住の技術部社員にて、二次対応には30分以内に着手するようにしています」と同社の深田代表取締役。社員が一定の専門性を兼ね備えているため、迅速な対応ができるわけだ。問い合わせのうち、90%程度は日中の連絡。比率から言えば、夜間対応の方がずっと少ない。それでも同社が24時間対応にこだわることには理由がある。

 「顧客側から見れば、いざという時には、いつでも連絡を取ることができるという安心感につながります。IT社会において、その心臓部であるサーバを停めるわけにはいきませんから。BCP(事業継続計画)の観点からも重要なこと」と強調する。「確かに、人件費はかかります。しかし、当社の料金体系は、すべてにおいて一律にお客様にご負担いただくものではなく、どのレベルのサービスを要求されるかによって変わるもの。かかるコストとそれに伴う提供サービスのバランスであるという考え方です。さまざまなニーズに合わせ、需要と供給のバランスでサービスと価格をご判断いただいています」(深田代表)

 たとえば、同社が提供するBTO型ハウジングサービス「BlueCase」だ。サーバユニット単位の「ユニットハウジング」では、基本となる一ユニットの費用は月額2万4150円からが標準価格。これらに加え、HUBやルータなどの管理部材の選択や、保守におけるオプションを付加することで、顧客の予算や事業規模に応じたさまざまなサービスを提供することができる。同社がBTO型サービスを謳っている所以でもある。

 「今後は、SIer様などのお客様のみならず、エンドユーザ様の声も積極的に取り込み、より現場に近い柔軟なサービスを提供したいですね」(深田代表)
( 文:松本美菜、写真:岡部ユミ子 )

記事についてのご意見・ご感想

関連記事

東京IT新聞 特集ラインナップ

専用サーバ・専用レンタルサーバーは at+link におまかせ!

Apple Store(Japan)

東京IT新聞HOTキーワード
東京ITイベント情報

イベントカレンダーを見る カレンダーを見る