ネオジャパン、SaaS基盤「Applitus」に6種類のサービスを追加

2008年07月15日(火)

[ 91 号]

 株式会社ネオジャパン(神奈川県横浜市、齋藤晶議代表取締役社長)は2日、同社が提供するSaaSプラットフォーム「Applitus」(アプリタス)に、経理ワークフローシステムや稟議/日報システム、SNSなど6種類のサービスを追加することを発表した。

 同社は1992年の設立以降、グループウェアのパッケージ開発などを手がけ、主力商品は1999年から販売している大規模向けグループウエア「desknet’s」(デスクネッツ)シリーズ(2001年にiOfficeから名称変更)。同製品は08年5月末現在で、利用企業180社、1万ユーザを達成した。

 Applitus(アプリタス)は、この「desknet’s」シリーズと、他社提供の「コラボレーションアプリケーションシリーズ」に含まれるさまざまなアプリケーションを、SaaS形態で提供するためのプラットフォーム。これまでにファイル転送やスパムブロック、CRM、ブログ、勤怠管理など、11種類のアプリケーションを展開している。

 今回はそれらに加え、同社初のSaaS専用アプリケーションとなる経理ワークフローシステム「desknet’s LiRaku」、稟議/日報システム「desknet’s MMM」に加え、社内SNS「desknet’s SNS」、Webメールシステム「Denbun」、共有型ホスティングサービス「Applitus Server Value」、専有型ホスティングサービス「Applitus Server Empower」の合計6つのアプリケーション/サービスを提供開始。desknet’sシリーズに関しては1ユーザあたり月額525円~3150円で利用することができる。

 すでにdesknet’s MMMを導入している企業では、紙ベースで行っていた経費精算などの作業をSaaS上で運用することで、これまで部署ごとに異なっていた請求書の管理方法が統一化されるなど、管理工数が大幅に削減したという。

 ネオジャパン取締役、オンデマンド・アプリケーション・サービス・プロジェクト統括の狩野英樹氏は、今回のSaaS専用サービス提供にあたって、「パッケージ開発よりも速く柔軟に、顧客のニーズへ迅速に対応するため」と説明する。

「Applitus」について説明する狩野取締役

「Applitus」について説明する狩野取締役


 「グループウェアは企業内のデータを情報として可視化すると同時に、経営や内部統制への活用を目指す形で、現場レベルでの業務効率化の枠を越え、経営ツールへの変化を求められている」(狩野氏)

 同社では2008年12月末まで、一部のアプリケーション/サービスが特別価格で提供される「Applitusエンハンスメントキャンペーン」を実施中。今後も順次サービスを追加し、年内に20種まで拡充したい考え。

 なお、同社のApplitusは今月2日、財団法人マルチメディア新興センターによる「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を受けた。
( 山内大輔 )


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