テレビ視聴での感情をユーザー同士で共有

2007年08月07日(火)

[ 48 号]

テレビを見ながら感情を表すタグを打ち、連帯感を共有

テレビを見ながら感情を表すタグを打ち、連帯感を共有


 ソネットエンタテインメント株式会社は、7月19日、テレビ視聴時の感情を、他のユーザーとリアルタイムで共有する、Web2.0サービス「FeelTag(フィールタグ・αサービス)」を開始した。

 同社が昨年1月、新規サービスの試行を実施し、利用者の声を反映して成長させていく場として開設した、「Web2.0 Salon」での提供となる。受信地域と視聴チャンネルの設定後、1時間の枠が表示。ユーザーは、テレビを見ながら、任意のシーンで各々の「感情タグ」ボタンを選んで押すだけで、感情の動きを表現することができる。

 タグは、「楽しい、面白い」、「大好き、萌え~」、「驚いた、凄い」、「悲しい、寂しい」の四種類。同じチャンネルに合わせている他ユーザーのタグの動きを一覧で見ることで、シーン毎の盛況が把握でき、一人でのテレビ視聴時でも、ユーザー同士でリアルタイムに感情を共有することができる。一回で「チョイ」、2~3回で「フツー」、4~5回で「カナリ」と、ボタンを押す回数により、感情の強さを表すことも可能。

FeelTag

FeelTag


 「動画の中にシーンに合わせた感情のタグを付け、それを他の人と共有できたら面白いのでは、とのアイデアが基となり、ソニーとソネットで開発を行ないました。アナログとデジタル放送に対応し、サッカーや野球の試合中継、選挙番組などで、ユーザー間での感情の共有を楽しんでいただけます。会員登録も不要で、手軽に利用でき、既にアクセスや反響も多数いただいております」(同社マーケティング部宣伝課・千葉氏、以下同)。

 特定の人とのみ感情共有ができる「テレ友」や、プライベートメッセージとなる「テレ友コメント」も用意。「テレ友は、イベントが開催された際に、タグ打ちやコメントの送受信が特に活発です。また、現在はNTTドコモのiモードFOMA端末のみですが、必要なアプリをダウンロードすれば、携帯電話でも同様のサービスが利用可能で、テレビリモコンとしても使用できます」と話す。

 今後はテレビ局や、スポーツチームなどへのBtoBを想定しているとのこと。ドコモ以外のキャリアへの携帯電話の対応も検討。利用者の意見や要望を汲み取りながらブラッシュアップを図り、サービスの拡充を目指す。

 メディアを織り交ぜて生まれる新たなエンターテイメントの登場は、ユーザーが期待を寄せるところ。その提案には、インターフェースの直感性や、シンプルな操作性も大きなポイントとなる。同サービスでは、テレビを見ながらの利用を考えて、ワンクリックでの操作を基本としているという。今後の展開の行方が楽しみだ。
( 森村康久 )


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