電車の中吊り広告が見えるサイト 「電車 DE しゅふー!」

2007年11月06日(火)

[ 60 号]

 凸版印刷株式会社は、「電車 DE しゅふー!」を11月8日から開設すると発表した。「電車 DE しゅふー!」は、同社が運営する電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」で提供される新サービスで、「駅探」を運営する株式会社駅前探険倶楽部から、実際の鉄道路線情報の提供を受け、ウェブ上に全国のバーチャルな駅空間を再現するとともに、本物と仮想の広告を連動する機能が備わっているのが特徴だ。

「電車DE しゅふー!」トップページ(http://train.shufoo.net/)

「電車DE しゅふー!」トップページ(http://train.shufoo.net/)


 「電車DEしゅふー!」のサイト内は以下のページで構成される。
●ホーム編:出発駅と電車を選択すると、自分が行きたい駅に、自分が電車に乗っているような感覚で移動ができる。また、看板広告や各地の特産品のサイトも紹介している。
●車内編:電車の中吊り広告や、車窓から表示される広告を閲覧可能。広告掲載企業はユーザーを自社のホームページに誘導できる。
●売店編:全国各地の駅弁情報やお土産、特産品などの情報を見ることができ、実際にEC機能を活用して購入することができる。また、駅の売店の特性を活かして、最新の雑誌の一部を、サイト上で立ち読み可能。

 さて、同サービスで注目したいのは、実際の電車の中吊り広告が、ネット上からもみることができる点。例えば、通勤通学の最中、気になった広告があった場合に、後で「電車 DE しゅふー!」サイト内から詳しく検索する、といったことも可能になる。

電車内の中吊り広告を閲覧できる「車内編」

電車内の中吊り広告を閲覧できる「車内編」


 出稿主としては、「実際の中吊り広告に、『電車 DE しゅふー!』の閲覧を促すようなコピーを入れることにより、消費者をサイトへ誘導できます。そしてサイト内に、キャンペーンサイトや、従来サイト内で使用していた駅とはまったく異なるデザインのサイトが登場するといった仕掛けを用意することで、消費者に遊んでいただきながら、企業としてアピールやキャンペーン連動などを行っていただくことができます」(凸版印刷 情報コミュニケーション事業本部部長 山岸氏 以下同)とのこと。同サービスはコンセプトのひとつとしてメディアミックスを掲げており、シナジーによる訴求効果の向上を狙っている。

 「駅の情報であったり、駅弁や駅の売店情報など、多種多様な情報を盛り込んでいこうと考えております」ということで、鉄道ファンも楽しめそうな要素を持ちつつ、幅広い層が楽しめるようにサイトの充実を目指していくようだ。実際の電車や電車内の画像を入れることを提案してみたところ、今後検討するとのこと。

 ここでも紙媒体とウェブの融合は、着々と進んでいるようだ。
( 西原崇文 )

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