11月8日、東京大手町のパレスホテルで、BluetoothSIG(ブルートゥース スペシャル インタレスト グループ)のマーケティングディレクター、エリック・シュナイダー氏が、同SIG10周年を迎えて、最近のトピックスと2008年の見通しなどを発表した。
日本で初めてのアジア太平洋開発者会議も成功
同SIGは、1998年9月に株式非公開の業界団体としてできてから、今年で10年。本部は米国ワシントン州ベルビュー。中核はエリクソン/インテル/レノボ/マイクロソフト/モトローラ/ノキア/東芝の七社で、アソシエイトという、年会費を払っている285社のメンバーがそれに続く。さらに、アダプターという年会費なしのメンバーが8817社、計約9000社からなっている。その使命は、ブルートゥース無線技術の普及と、認証プログラムを運営することだ。日本でも初めてのAPAC Developers’ Conference(アジア太平洋開発者会議)が横浜で開かれ、50以上の企業から150人が参加し、成功している。
ブルートゥース無線は、免許がいらず、2.4G帯で10メートルから100メートルの距離で使われる。10メートル用のクラス2規格では、その範囲内で同技術を使った最大7つの、出力1mWの低消費電力機器が無線ネットワークを組める。同技術には、データ、音声、その両方の3種類がある。
シュナイダー氏は、「最近のトピックスは、ブルートゥース2.1+EDRと、ノキアが開発した近距離無線、Wibree(ワイブリー)が今年の6月にブルートゥースの仕様に入ったこと。Wi-Fiなども含め、これらの超低消費電力、ハイスピードな無線技術が一つの傘の下に入ったと言える」と話した。さらに「2006年に同技術対応装置は10億台以上出荷され、2004年に比べて3倍の伸びとなっている。現在毎週1300万台が出荷され、2008年は、出荷台数は、20億台を超え、メンバー企業は1万社以上になるでしょう。また、2008年には高速、超低電力ブルートゥースの仕様が決まることになっています」と説明した。Wibree技術をブルートゥースの仕様にする第一段階は、2008年の上半期中になるということだ。
応用例は、ヘッドセット、プリンター、画像表示、音楽プレイヤー、腕時計、センサーなど幅広いが、米国で、足の上げられない病気の人の足につけて歩行補助装置の心臓部に使う例や、香港で、携帯電話に入っているブルートゥーステクノロジーとカラオケ装置を無線でつなぎ、前にきたときに入れておいた好きな曲を、すぐにかけられるようにした例などが挙がった。
ノルディックセミコンダクタ社のフランク・バーントセン チーフサイエンティストと、セイコーエプソン社の木村利夫課長はそれぞれ、超低電力接続技術のソリューションと、ブルートゥースに最適なICとソリューションを解説。デモンストレーションでは、ノキアのNFC(Near Field Communication)対応携帯電話や、NFC対応のブルートゥースプリンタやブルートゥース名刺などが紹介された。

BluetoothSIGのエリック・シュナイダー氏が来日して会見。左はノルディックセミコンダクタのフランク・バーントセン氏
日本で初めてのアジア太平洋開発者会議も成功
同SIGは、1998年9月に株式非公開の業界団体としてできてから、今年で10年。本部は米国ワシントン州ベルビュー。中核はエリクソン/インテル/レノボ/マイクロソフト/モトローラ/ノキア/東芝の七社で、アソシエイトという、年会費を払っている285社のメンバーがそれに続く。さらに、アダプターという年会費なしのメンバーが8817社、計約9000社からなっている。その使命は、ブルートゥース無線技術の普及と、認証プログラムを運営することだ。日本でも初めてのAPAC Developers’ Conference(アジア太平洋開発者会議)が横浜で開かれ、50以上の企業から150人が参加し、成功している。
ブルートゥース無線は、免許がいらず、2.4G帯で10メートルから100メートルの距離で使われる。10メートル用のクラス2規格では、その範囲内で同技術を使った最大7つの、出力1mWの低消費電力機器が無線ネットワークを組める。同技術には、データ、音声、その両方の3種類がある。
シュナイダー氏は、「最近のトピックスは、ブルートゥース2.1+EDRと、ノキアが開発した近距離無線、Wibree(ワイブリー)が今年の6月にブルートゥースの仕様に入ったこと。Wi-Fiなども含め、これらの超低消費電力、ハイスピードな無線技術が一つの傘の下に入ったと言える」と話した。さらに「2006年に同技術対応装置は10億台以上出荷され、2004年に比べて3倍の伸びとなっている。現在毎週1300万台が出荷され、2008年は、出荷台数は、20億台を超え、メンバー企業は1万社以上になるでしょう。また、2008年には高速、超低電力ブルートゥースの仕様が決まることになっています」と説明した。Wibree技術をブルートゥースの仕様にする第一段階は、2008年の上半期中になるということだ。
応用例は、ヘッドセット、プリンター、画像表示、音楽プレイヤー、腕時計、センサーなど幅広いが、米国で、足の上げられない病気の人の足につけて歩行補助装置の心臓部に使う例や、香港で、携帯電話に入っているブルートゥーステクノロジーとカラオケ装置を無線でつなぎ、前にきたときに入れておいた好きな曲を、すぐにかけられるようにした例などが挙がった。
ノルディックセミコンダクタ社のフランク・バーントセン チーフサイエンティストと、セイコーエプソン社の木村利夫課長はそれぞれ、超低電力接続技術のソリューションと、ブルートゥースに最適なICとソリューションを解説。デモンストレーションでは、ノキアのNFC(Near Field Communication)対応携帯電話や、NFC対応のブルートゥースプリンタやブルートゥース名刺などが紹介された。
(
安居院文男
)
キーワード
記事についてのご意見・ご感想
『 10周年を迎えたBluetoothSIG、展望を発表 』に対する






ページの先頭へ
