インターネットビジネスを育てるインキュベーターであるngi groupのngi technologiesは、社内にいる技術者たちの「スピード」がテーマ。サーバインフラのトラブル対応の負担を解消し、本業に集中することを目指し、それを実現してきた。問題解決のために選択されたのがインフォリスクマネージのエンタープライズ向けマネージドホスティングサービスである「Utilityz」。本業の集中化を実現したホスティングサービスの導入事例をもとに、インフォリスクマネージ株式会社高久勉氏(代表取締役社長兼CEO)とngi technologies 関根智氏(代表取締役社長兼CEO/営業本部長)にお話を伺った。

インフォリスクマネージ株式会社 久勉氏(代表取締役社長兼CEO)…「お客様に満足していただけるサービスを我々がどれだけ提供できるかがwin-winのキーになると思います。クリエイティブな開発エンジニアの方の稼働時間を100%にしていくお手伝いができる会社でありたいと考えております」
― ngi technologiesの前身である旧ネットエイジ時代からの「Utilityz」導入の背景から教えて下さい。
関根(以下関): 当初はシステムの開発と運用、サーバ構築も含めてすべて内製でしたが、実際にサービスが始まるとウェブサービスなので24時間 日ノンストップ。夜寝ている間も携帯電話で起こされ、サーバの再起動といった障害対応をしていたのですが、サービスのラインナップが増えるに従い、自社のリソースが間に合わず対応しきれなくなっていました。当時ネットエイジのCTOが高久さんと知り合いということもあり、24時間安心して運用してもらえるインフォリスクマネージさんのサービスが、弊社の求めていたパートナーだと確信しました。

ngi technologies 関根智氏(代表取締役社長兼CEO/営業本部長)…「キーとなるのが仮想化の技術の取り入れ。ウェブサービスは1日の中でもピーク期と非ピーク期があり、夜にサービスが集中します。ある程度動的に仮想化を使い、ストレージも合わせて実施できるようになれば良い」。ngi techinologiesは、独自の開発スタイルで、ネットの新サービスを生み出す経験豊かなインキュベーター
― インフォリスクマネージのサービスと相性が合い、タイミングも良かったのですね。
高久(以下高): 私どもは24時間365日の運用サービスを提供しておりますので、何かあった時に即座に対応することが出来ます。メトロポリタン東京エリア2カ所に24時間フル稼働の監視センターがあり、大地震等の災害があっても別のセンターで対応できるので、24時間365日稼動のウェブのサービスを支えることが出来ます。
― 導入後、一番実感として助かった部分を教えて下さい。
関: 旧ネットエイジの頃から現在のngiグループになってからも、我々のサービスのキーワードは「スピード」です。スピードを優先することから、開発も無理のあるスケジュールでサービスを立ち上げます。ウェブサービスのリリース前に徹夜続きでアプリケーションを開発し、いざ本番サービスをリリースした時に、夜も張り付いてサーバ監視や障害対応というのはさすがに辛かったです。インフォリスクマネージさんのサービスを導入することにより、エンジニアが開発・サービスの向上・機能追加などエンドユーザにフォーカスでき、本来やるべき仕事に専念できることが一番のメリットですね。
マネージドホスティングサービスを利用する最大のメリットは、人材リソースの解放にある。サーバ管理から手が離れることで、本来のアプリケーション開発やインキュベーションに集中できる。サーバ構築時のカスタマイズの方法などがエンジニアによって違うため、業務の引き継ぎが難しく属人的になりがちだが、サーバ・ネットワーク管理をアウトソーシングすることで、インフラの標準化も実現し、システム稼働までの納期も大幅に短縮される。
関: インフォリスクマネージさんのサービスを使ってみての感想ですが、素晴らしくきめ細かいサービスがたくさんあります。
高: サービスをお客様毎に細かくカスタマイズ出来るようになっているという裏側には、弊社が独自で開発したソフトウェアがあります。これまで、市販の運用監視ツールを自社で購入したものの、なかなか使いこなすことが出来ないというお客様の声を多く聞いていました。そこで会社設立当初から、拡張性がある高品質なサービスを提供するため、サービスレベルをマネジメントするソフトウェアを弊社独自で開発し、多様なニーズにお答えしてきました。何がお客様にとって最適な設定かということを、我々の担当エンジニアがお客様のリソース状況や障害内容を詳細に分析した上で、「この設定がベストですね」とファインチューンして差し上げられることが、他社と比較して付加価値の高い点です。
― カスタマイズは、利用する側にとって大きな付加価値ですね。
高: お客様によっては複雑な設定を省いて独自のインシデントに対応する設定を行うのがベストであったりします。我々のエンジニアは、とことんお客様の声をひきだして提案しております。
関: サービスは事業サイドが運営しているので、うまく連携がとれず、エンジニアの一部は、このサービスが途絶えると会社にとってどのくらいの損害があるかという想定が、実は少し甘かったりします。今後は事業サイドの意見と同時にインフォリスクマネージさんのアドバイスを積極的に取り入れ、最適化していきたいと思います。
経営判断のポイントとなるのは、人材リソースの確保と採用コストを含め自社運用していく場合のコストと、アウトソースした場合のコストの比較だ。その次に品質の問題。自社で行うよりコスト面でも品質面でもアウトソーシングしたほうが上にならないといけない。属人化の問題は、頭を悩ませる。シリコンバレーでは、エンジニアは2年でターンオーバーするのがもはや常と言われ、日本もそれに近づいている。
― 世の中の事情としてなるべく会社で資産を持たずにアウトソーシングする背景がありますが。
関: サービス形態や事業の組み立て方など、企業によってアウトソーシング先に期待する内容も異なってくると思います。例えば回線に強い会社だとか、アウトソーシング事業者によってそれぞれ得意・不得意な部分というのがあります。その点インフォリスクマネージさんは様々なニーズにきめ細やかに応えてくれ、足りない部分は外部のパートナーさんも含め調達し納めてくれますので、ニーズにぴったりな形を組み立ててご提供いただけますね。
高: ひとつのシステムを立ち上げ運用していく上で、お客様の交渉先や調整先が増えること自体が、大切なエンジニアのコスト増になると思っております。お客様がそういったことに煩わされ、時間をかけることで失ってしまう機会損失を最小限にし、ワンストップでサービスを提供できることが、私どもの強みだと思っております。
― 今後も、両社とも現状にとどまることなく、お客様にとって、よりベストな品質やサービスの向上を追求していくというでしょうか。
高: そうですね。我々には、短納期かつ低コストで始めたいというお客様のニーズにあったモデルもありますし、金融システムや膨大なアクセス数・トラフィック数が発生する大規模システムに十分対応できるモデルも用意しております。いずれにしましても、コスト、品質、スピード、柔軟性、拡張性といった面を中心に、あらゆるお客様のご要望にお応えし、現状に満足することなく、継続的・飛躍的成長を実現するエクセレントサービスカンパニーを目指していきたいですね。

インフォリスクマネージ株式会社は、各企業のビジネスの根幹をなす情報資産(情報システム資産とそれらを活用する仕組みやデータなどの情報)の活用を最大化していくための支援を『情報リスクマネジメント』という視点でサービス提供。詳しくはサイトへ 《http://www.inforisk.co.jp/》
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