人材紹介業に乗り出すウェブ制作会社が増えている。例えば、クリエイト職への転職希望者と、古くからつき合いのある企業を橋渡しするわけだ。これは業界内の空気を端的に表す現象と言えるのではなかろうか。漂うのは来るべき時代への保険的なニュアンス。もっとネガティブにとらえるなら、当事者であればこそ、営業力を含めた同業他社との実力差、身のほどを理解してしまったのかもしれない。
今回、取り上げる「ウェブ制作データバンク」(運営:ゴールネット)は、後ろ向き(?)な制作会社にとってどのように映るのだろうか。こちら、平たくいってしまえば、数あるウェブ制作会社をランキング化したものである。格付けは、過去の実績を3つ選び出し、それらを「SEO」「W3C」「ユーザビリティ」の3項目から採点を行う。あいまいな要素はなく、基準は至極明快と言っていいだろう。なお、1月17日現在、総合ランキングトップは83.4ポイントの「サイエント」。同社は日立建機、NTTドコモ、宮崎県などを手掛けている。また、チェック項目ごとのランキングでは、SEO=「イー・エージェンシー」、W3C=「コム」、ユーザビリティ=「アーティストユニオン」ほかがそれぞれ1位となっている。
「留意してもらいたいのは、採点基準は弊社独自のもので、絶対ではないということ。つまり、デザインなどは感性の領域のため対象としていない。あくまでひとつの指標と考えてもらいたい」(担当・長友氏)
シビアである一方、このサイト根底にあるのが制作会社支援の意識であることは、補足しておかねばなるまい。これまでゴールネット社は、企業サイトの診断を1万件以上行っている。つまり、その蓄積が先述の基準となり、「企業とその企業に適切なウェブ制作会社とをマッチングさせる」という今回のサービスとして結実したわけだ。制作会社は自らエントリーすることが可能で、既にランク付けされている場合でも、新たに手掛けたサイトがあれば、そちらを基準に採点し直してもらうことができる。かたや、依頼する企業はランキング上位から目的にかなったものを選ぶなり、同社に見繕ってもらう運びとなる。
「単なる制作会社の紹介と違って、一定の評価に基づいて結びつけるという試みは初めてとなる。SOHO、フリーランスからの応募もあるように、スタンスはオールカマー。現状、上位は有名どころが多いが、実績さえ上げてもらえれば彼らにも仕事を紹介できる。喜びの声は双方から届いているので、近いうちにサイト上にアップする予定」
なお、最近、更新がないと思った人はご安心あれ。現在は東京限定で行われているが、大阪をはじめ全国から問い合わせが増えているため、各エリアバージョン、ひいては全国バージョンへ向けて着々と準備が進められている。ウェブ制作会社版「M-1グランプリ」になり得るというのは言い過ぎか。いずれにせよ、登録しランクアップを目指すことが、企業としての価値を高めることは間違いあるまい。
今回、取り上げる「ウェブ制作データバンク」(運営:ゴールネット)は、後ろ向き(?)な制作会社にとってどのように映るのだろうか。こちら、平たくいってしまえば、数あるウェブ制作会社をランキング化したものである。格付けは、過去の実績を3つ選び出し、それらを「SEO」「W3C」「ユーザビリティ」の3項目から採点を行う。あいまいな要素はなく、基準は至極明快と言っていいだろう。なお、1月17日現在、総合ランキングトップは83.4ポイントの「サイエント」。同社は日立建機、NTTドコモ、宮崎県などを手掛けている。また、チェック項目ごとのランキングでは、SEO=「イー・エージェンシー」、W3C=「コム」、ユーザビリティ=「アーティストユニオン」ほかがそれぞれ1位となっている。

ウェブ制作データバンク(http://tokyo.web-db.info/) B to B視点でなくとも、上位企業の手掛けたサイトを回ってみるだけで一興
「留意してもらいたいのは、採点基準は弊社独自のもので、絶対ではないということ。つまり、デザインなどは感性の領域のため対象としていない。あくまでひとつの指標と考えてもらいたい」(担当・長友氏)
シビアである一方、このサイト根底にあるのが制作会社支援の意識であることは、補足しておかねばなるまい。これまでゴールネット社は、企業サイトの診断を1万件以上行っている。つまり、その蓄積が先述の基準となり、「企業とその企業に適切なウェブ制作会社とをマッチングさせる」という今回のサービスとして結実したわけだ。制作会社は自らエントリーすることが可能で、既にランク付けされている場合でも、新たに手掛けたサイトがあれば、そちらを基準に採点し直してもらうことができる。かたや、依頼する企業はランキング上位から目的にかなったものを選ぶなり、同社に見繕ってもらう運びとなる。
「単なる制作会社の紹介と違って、一定の評価に基づいて結びつけるという試みは初めてとなる。SOHO、フリーランスからの応募もあるように、スタンスはオールカマー。現状、上位は有名どころが多いが、実績さえ上げてもらえれば彼らにも仕事を紹介できる。喜びの声は双方から届いているので、近いうちにサイト上にアップする予定」
なお、最近、更新がないと思った人はご安心あれ。現在は東京限定で行われているが、大阪をはじめ全国から問い合わせが増えているため、各エリアバージョン、ひいては全国バージョンへ向けて着々と準備が進められている。ウェブ制作会社版「M-1グランプリ」になり得るというのは言い過ぎか。いずれにせよ、登録しランクアップを目指すことが、企業としての価値を高めることは間違いあるまい。
(
板垣威史
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