
ngi group株式会社・小池聡社長
近藤: まず、ngi groupの企業概要やビジネスモデルなどについて教えてください。
小池社長: ngi groupはnext generation innovatorを標榜し、ベンチャーとイノベーションを切り口にして、新しい事業の創造、発掘、育成、支援を行っています。当社は10年前に「これからはネットの時代になる」という思いを込めて、ネットエイジという社名で創業されましたが、ネットがビジネスのみならず生活にも欠かせない社会インフラとして定着した今、新しい事業創造とチャレンジのために、昨年7月にネットという冠を取り、ngi groupと社名変更しました。ベンチャーとイノベーションにより新しい事業や産業が生まれてくることが経済成長には不可欠です。そこで我々は、新しいベンチャー企業や産業を生み出すことをビジョンに活動している訳です。もちろん国内に限らず、最初から世界を見据えて活動しています。日本独自のアイデアや技術で、世界に通用するものを出していけるかが一つのテーマで、僕らが投資し支援している企業にも、常々Go Globalと言って、海外マーケットに出て行くことを促しつつ、僕らが率先して海外に出て行き、現地での足場を作りサポート体制を整えています。
今、世界経済をマクロで見ると、経済成長率はアジアが群を抜いています。中国やベトナムがその代表ですが、日本経済の成長が鈍化するなか、アジアの成長をビジネスチャンスと捉え収益化するために、ここ数年はアジアへの投資を積極化させてきました。僕らのメインビジネスの一つは投資とインキュベーション事業で、投資事業ではベンチャーキャピタルファンドを作って、ベンチャー企業に広く投資を行っています。
投資以外に僕ら自身が行っている事業としてインターネット関連事業があります。極端な言い方をすると、ネットビジネスで実証されているビジネスモデルは広告とECに集約されます。今後大きく伸びる広告形態がコンテンツマッチ広告とモバイル広告です。特にRSS広告が伸びると予測し3年前にRSS広告社を設立し、現在RSS広告では日本最大となっています。モバイル広告では、フラクタリストを子会社として保有し、モバイル広告とモバイルSEOに注力して業績を伸ばしています。EC関連子会社では富士山マガジンサービスがあります。投資事業、インキュベーション事業、インターネット関連事業と並んで、もう一つ注力しているのが次世代インターネットとして注目される3Dインターネット事業です。「セカンドライフ」が有名になってしまってそのイメージが強く、ゲームの延長みたいに思われることが多いのですが、実際はブラウザ出現以来のインターネット上の技術革新だと思っています。その証拠に、世界の大手IT企業はすでに3Dインターネットの分野に相当の投資をしています。日本でもNTTグループが3Dインターネットの分野で当社と資本業務提携を行いました。(つづく)
ネットエイジを超える存在としてGo Globalを旗印にスタートしたngi group。積極的な海外進出・ベンチャー育成はもちろん、自らもプレイヤーとしてITビジネスに直接参画し、次世代インターネットサービスを創造しており、イノベーションの旗手として日本の可能性を引き出してほしいです。(近藤)
(
MEDIA EXPRESS 近藤誠
)
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