8月5日、ソフトバンクはiPhoneで利用されている「パケット定額フル」に対して、パケット数に応じて2段階の定額制を取り入れることを発表。月額基本料は最低で2990円と、これまでの半額になることになった。これによりiPhoneの月額基本料も5000円前後に収まることになり、維持費が高いと二の足を踏んでいたユーザーを取り込めることが予想される。
しかし実際には、iPhoneを普通に使っていればパケット数が最初の段階に収まることはまずあり得ない。すでに現時点で、多くの人が正価換算で数十万円分のパケットを使っていることが報告されているからだ。もしこの価格設定を活用できる人がいるとすれば、「普段はケータイとしてしか利用せず、ウェブなどのサービスは無線LAN網でしか使わない」というユーザーだろう。確かにそのようなユーザーは存在するかもしれないが、iPhone活用のポイントはいつでもどこでも繋がることにある。単純に普通のケータイとして売るiPhoneにどれだけの魅力があるかは疑問だ。そしてこれにはソフトバンク側の「大きなデータはできるだけ無線LAN網を使ってもらいたい」という思惑も見える。3Gのデータ回線速度が十分でないという意見も見え始めている。
発売当初、あれほど騒がれたiPhoneも、現在では需要もほぼ落ち着いたようだ。店舗での予約販売も始まり、オンライン販売もいよいよ開始と在庫は潤沢だ。日本国内での販売数は現在10万台前後と見られており、年内に100万台という大台を目標にしていたソフトバンクとしては少してこ入れをしたいところでもある。しかしそれにしてはインフラの整備などが十分とはいえない。未だiPhoneで発行されるメールアドレスがPCメールとしてしか認識されず、フィルタリングされてしまう可能性があることや、iPhoneの電波受信能力が低いためにすぐ圏外になってしまうなど、残念な部分が多い。やはりソフトバンクには無理だったのでは? という声も聞こえてくる。
その一方で国内サービスではiPhone対応のウェブページも増え始めている。これまでより広い画面で見やすいサービスを提供できるのは魅力的だ。キラーコンテンツの登場が、iPhoneの需要を再度喚起することになるかもしれない。
一方、世界での販売は好調だ。発売1ヶ月で300万台を売ったとされており、8月22日にはさらに20カ国で販売が始まった。App Storeも好調で、ダウンロード数は6000万本以上、売上は3000万ドルと発表されている。App Storeの魅力は世界のどのデベロッパでも、登録することで世界に対してアプリを販売できることだろう。普通なら他国の販売網を確保し、コマーシャルをしなければならないところを、すべてアップルが行ってくれる。その手数料として販売価格の3割は十分に安価だ。案外、「ガラパゴス」から最初に出て行くのは、キラーアプリを開発したデベロッパかもしれない。
しかし実際には、iPhoneを普通に使っていればパケット数が最初の段階に収まることはまずあり得ない。すでに現時点で、多くの人が正価換算で数十万円分のパケットを使っていることが報告されているからだ。もしこの価格設定を活用できる人がいるとすれば、「普段はケータイとしてしか利用せず、ウェブなどのサービスは無線LAN網でしか使わない」というユーザーだろう。確かにそのようなユーザーは存在するかもしれないが、iPhone活用のポイントはいつでもどこでも繋がることにある。単純に普通のケータイとして売るiPhoneにどれだけの魅力があるかは疑問だ。そしてこれにはソフトバンク側の「大きなデータはできるだけ無線LAN網を使ってもらいたい」という思惑も見える。3Gのデータ回線速度が十分でないという意見も見え始めている。
発売当初、あれほど騒がれたiPhoneも、現在では需要もほぼ落ち着いたようだ。店舗での予約販売も始まり、オンライン販売もいよいよ開始と在庫は潤沢だ。日本国内での販売数は現在10万台前後と見られており、年内に100万台という大台を目標にしていたソフトバンクとしては少してこ入れをしたいところでもある。しかしそれにしてはインフラの整備などが十分とはいえない。未だiPhoneで発行されるメールアドレスがPCメールとしてしか認識されず、フィルタリングされてしまう可能性があることや、iPhoneの電波受信能力が低いためにすぐ圏外になってしまうなど、残念な部分が多い。やはりソフトバンクには無理だったのでは? という声も聞こえてくる。

ソフトバンクのオンラインショップではiPhoneの販売がすでに告知されている
その一方で国内サービスではiPhone対応のウェブページも増え始めている。これまでより広い画面で見やすいサービスを提供できるのは魅力的だ。キラーコンテンツの登場が、iPhoneの需要を再度喚起することになるかもしれない。

米国iTunesストアで売られている日本の漫画。キラーコンテンツはこんな形で出てくるのかもしれない
一方、世界での販売は好調だ。発売1ヶ月で300万台を売ったとされており、8月22日にはさらに20カ国で販売が始まった。App Storeも好調で、ダウンロード数は6000万本以上、売上は3000万ドルと発表されている。App Storeの魅力は世界のどのデベロッパでも、登録することで世界に対してアプリを販売できることだろう。普通なら他国の販売網を確保し、コマーシャルをしなければならないところを、すべてアップルが行ってくれる。その手数料として販売価格の3割は十分に安価だ。案外、「ガラパゴス」から最初に出て行くのは、キラーアプリを開発したデベロッパかもしれない。
(
矢橋司
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『 iPhone、頭打ち? 価格戦略を見直しへ 』に対する
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